株式会社茨城放送(いばらきほうそう、"IBS Co., Ltd."、"Ibaraki Broadcast System")は、茨城県を放送対象地域として中波放送(AM放送)を行っている特定地上基幹放送事業者である。略称はIBS。茨城県唯一の県域民間放送事業者である。元々は茨城放送自体で送信所や中継局の放送設備を保有する特定地上基幹放送事業者だったが、2011年7月20日からは関連会社の株式会社IBS("IBS PROMOTION CO.")に設備を移し、基幹放送局提供事業者である同社の設備を使用して放送を行っていた。2016年6月1日付けで両者が合併し、茨城放送がIBSの持っていた特定地上基幹放送局の免許を承継して特定地上基幹放送事業者に戻った。ステーションキャッチコピーは「あっ茨城が聞こえる…」。また、キャラクターとして「いばらじおん」がいる。目が「I」「B」、口が「S」であらわされたライオン。また、FM補完放送開始に伴い「えふらじおん」がいる。目が「I」「F」、口が「M」であらわされている。1963年(昭和38年)4月1日開局、臨時目的放送局を除き栃木放送と並び中波放送局としては最後の開局である。地方民間放送共同制作協議会(火曜会・CRN)には長らく未加盟だったが2007年に加盟している。2015年現在、水戸局(AMラジオ)の聴取可能エリアは茨城県の県北地域と県央地域、栃木県と福島県のそれぞれ一部地域、土浦局と県西中継局を合わせた聴取可能エリアは鹿行地域、県西地域、県南地域と千葉県、埼玉県それぞれ一部である。"FM補完中継局の放送エリアについてはFM水戸局及びFM日立局を参照。"開局当初は独立放送局であったが、2001年にNRNに加盟し、現在に至る。独立局時代もニッポン放送(LF)との間に独自の回線を持ち、プロ野球中継や報道特別番組をネットしてきた。昭和天皇崩御の際の特別編成でもニッポン放送制作の報道特別番組がネット受けされ、一部時間に放送された。但し、箱根駅伝中継はNRN加盟後にアール・エフ・ラジオ日本のネットを受けている。プロ野球のナイター中継も1993年までは土・日曜のみ(ニッポン放送のナイター中継をネット受けによる『IBSショウアップナイター』として)放送し、平日は野球中継と関係ない番組をシーズン中も放送していたことがあった。のちに『NRNナイター』をシーズン中の月曜を除く毎晩放送するようになった(ネット受けも全国送出局(平日:ニッポン放送、週末:文化放送)のものをそのまま放送)が、2009年からは水曜から土曜までの放送、さらに2014年からは木曜から土曜までの放送となっている。ラジオカーは「スクーピー」(車種は日産・テラノ)と「スウィング」(三菱・RVR)の2台を所有している。開局当初からNRN正式加盟前の2001年3月までは、深夜の放送は基本的に休止として、少なくとも1993年ごろまでは原則として6:00放送開始-24:00(翌日0:00)終了を基本としていた。のちに1994年ごろから平日は0:30、土・日は1:00まで放送時間を延長していたが、事実上の終夜放送を開始するようになったのは2001年4月以後で、基本的に5:00-6:00(平日はのちに5:45→5:50)のみを番組休止としているが、「機器調整のためのテスト音楽」というフィラーを行っており、緊急にメンテナンスでの一時停波こそあるが、事実上の終日放送体制を整えている。日曜は2015年10月現在、24:00(0:00)-5:50を試験電波・停波の時間に充てている茨城県はテレビ放送の広域放送圏のうち唯一、県域民間放送局がない。し、。一方、日本放送協会は水戸放送局が総合テレビジョンの県域放送を開始した。企業・団体の名称、個人の肩書は当時のもの。出典:聴取者(リスナー)の誕生日をメッセージとリクエスト音楽で祝う長寿番組『お誕生日おめでとう』や、全国的にも珍しいラテン音楽専門番組『ラテンフォルクローレをご一緒に』など、独自色豊かな番組を放送している。原則的には県内同一放送だが、土浦市で土浦全国花火競技大会が行われる際に、土浦・県西局のみで大会の実況中継を行うことがある。また、夏の高校野球茨城大会中継の3回戦と4回戦は、水戸局と土浦・県西局でそれぞれ違う試合を放送していたときもあった。ワイド番組は平日は早朝、午前、午後、夕方と4ブロックに別れ、土曜日は『恭ノ介の天下御免』など、他のワイド番組と比べて長時間の番組を編成している。改編ごとに平日の番組を金曜日で分割するか否かが別れることが多い(その場合、月〜木と金・土で番組がわかれる)。また、朝の情報番組を中心に週6日ぶち抜きの放送になることもあり、一線を画した編成になることもしばしば(週6日放送された例として中国放送の『おはようラジオ』などがある)。最新改編時点で土曜日の放送は「早朝」「午前」「午後〜夕方」の3ブロックとなっている。一方、日曜日は長らく生放送のワイド番組がなかったが、1998年の改編で『遠藤理のボン・ディマンシュ』がスタートし、この改編から全曜日にワイド番組が並ぶようになった。かつて、1999年のナイターオフ編成までは全日を通して自社制作の番組が比較的多く、個性的なアナウンサー、金曜(一時期は木曜)からの週末編成、若手女性演歌歌手を夜の中高生向け番組のパーソナリティに起用する等工夫を凝らして、構成力・出演者の知名度に勝る競合在京局に対抗した。2001年のNRN加盟前後からニッポン放送、ならびに文化放送制作番組を同時ネットするようになり、現在は夜の自社制作の番組は少なくなっている。生放送中のスタジオ見学も可能であり2013年4月1日より、平日は12:00〜15:00(最終受付14:30)の時間帯で観覧が可能である(2002年3月までは土曜も観覧できた)。各時間帯の番組枠については以下の項目を参照。2016年4月現在午前〜夕方(18時以前)夜間(18時以降)特記のないものを除き、☆はニッポン放送制作、△は文化放送制作終夜放送開始前は、節目にあわせてラジオマラソン(開局35周年記念)や年越し特番(1999年度・2000年度…など)といった企画・放送された。※IBSで終了した番組が制作局等で放送されている場合は「●」印を付けている。(カッコは現在の所属部署先)2016年5月まで株式会社IBS(旧・茨城放送プロモーション)所属であったが、合併により茨城放送営業局企画事業部所属となった。●は元IBSアナウンサー、○は元スクーピー・スウィングレポーター。(退職・移籍・フリーアナウンサー転向など)(カッコ内は所属事務所など)
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。