ウラディミール・アルセーニエフ(, 1872年8月29日 - 1930年9月4日)はロシア極東地域の探検家である。1910から1918年までハバロフスク博物館長をつとめる。また、シベリア植物の数多くの種を書き記した最初の人物であると言われている。アルセーニエフの著書「」()に感銘を受けたゴーリキーは、アルセーニエフに手紙を書きロシア国立出版所から出版することを勧める。ウラジオストックには彼の名を冠した沿海地方国立アルセーニエフ総合博物館がある。この博物館には、中国・明朝の支配がアムール川下流域まで及んでいたことを示す「奴児干(ヌルガン)永寧寺碑」が収蔵されている(ヌルガンはアムール川下流地域を指す)。15世紀の初め、明の永楽帝は現在のニコラエフスク・ナ・アムーレ(尼港)西部に出先の役所を設置した。そこの長官(女真人)は、占いに則って西方の高く麗しい山の上に寺院を建て、土で仏像も造った。そのさまは優雅できらびやかなものであった。そして、これらの経緯を記した石碑を立てた。なお、碑文は、石碑の表の面が中国語、裏の面が女真語であり、側面には漢字・女真文字・パスパ文字(モンゴル)・契丹文字が書かれているという。ウラジオストクの北東約180kmのところには、彼の名にちなんだアルセーニエフという町も存在する。
出典:wikipedia
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