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雄冬岬

雄冬岬(おふゆみさき)は北海道石狩市浜益区(旧浜益村)の国道231号線沿いの雄冬海岸に位置する断崖の中にある岬である。この地域一帯は厳しい断崖絶壁の中に位置しており、道路が未整備で訪問が著しく困難であったことから「北海道三大秘岬」の一つとされていた(ちなみに後の二つは室蘭市の地球岬、根室市の落石岬)。秘岬といわれるだけあり、岬からの眺望は日本海の雄大さと周辺の荒寂ぶりがかなり印象的と言われている。なお、この項では岬の最寄集落として北側にある雄冬集落(増毛郡増毛町と石狩市浜益区に跨る)についても記述する。雄冬集落は、かつて浜益村中心部や札幌側からの往来が不可能で、増毛側からも山側に大きく迂回する区間(増毛山道)も冬季は積雪により閉鎖されていた。ここへの交通は事実上1日1往復していた増毛 - 雄冬間の定期航路しか実質的な交通手段がなく、かつこの定期航路も時化で休航が珍しくなかった。そのため雄冬集落は長い間「陸の孤島」と呼ばれ、北海道を代表する秘境の一つであった。1978年10月18日に、大掛かりな回線敷設工事の末、北海道で最後に電話回線の自動化が完了した集落でもある。後述する国道231号の整備により、通年でのアクセスが可能となった1999年(平成11年)、雄冬岬に展望台・岩石公園などが整備され、北海道を代表する観光スポットに変わりつつある。近海は甘エビの好漁場であるため、2002年(平成14年)から水産庁による特定漁港漁場整備事業が進められている。一方、雄冬の戸数や人口は減少が続き、1960年(昭和35年)の88戸・511人が1995年(平成7年)には67戸・132人となり、2013年(平成25年)時点では37戸・約70人と紹介されている。2002年(平成14年)には雄冬小学校が閉校となり、旧校舎は「増毛町雄冬自然体験館」として供用されている。国道231号の浜益から雄冬までが開通し、国道全通の悲願が適ったのが1981年(昭和56年)11月10日のことで、これで「陸の孤島」から解放されると言われる間もなく、同年12月19日には国道上の雄冬岬トンネルで大規模な崩落事故が発生し、国道は通行不能、雄冬集落は再び「陸の孤島」へ逆戻りする不運に見舞われた。復旧工事が完了し、雄冬岬トンネルの再度の開通は1984年5月15日のことであった。「陸の孤島」から雄冬は解放されたとはいえ、冬季間の増毛 - 雄冬の通行止めは依然続き、この区間、かつ国道231号全線が通年供用可能となったのは1992年(平成4年)10月22日以降のことである。増毛 - 雄冬の定期航路は同年4月30日まで運航されていた。それまでは増毛町住民である雄冬集落の住民にとっては依然大切な交通手段に変わりなかったからである。その後も沿線では、国道231号の災害対策 (雄冬防災) 事業として4本の新トンネル掘削が計画され、(太島内トンネル)、(新赤岩トンネル)、(新送毛トンネル)、そして2016年(平成28年)1月19日、既存のガマタトンネルと雄冬岬トンネルを接続する総延長4,216mの浜益トンネルが供用開始された。これにより1994年から22年に渡り続いた防災事業は終了した。しかし、浜益側には依然として開通から40年超の老朽化したトンネル(湯の沢トンネル) が存在するため今後の課題となっている。石狩市・増毛町の境界付近にバス停留所がある。国道231号開通後は北海道中央バスの特急札浜線や「日本海るもい号」が乗り入れていたが、2010年(平成22年)11月28日の運行を最後に廃止された。

出典:wikipedia

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