南加瀬(みなみかせ)は、神奈川県川崎市幸区の町名。現行行政地名は南加瀬一丁目から南加瀬五丁目。郵便番号は212-0055。川崎市幸区西部に位置し、北加瀬、矢上、小倉、鶴見川を跨いで横浜市鶴見区駒岡・上末吉、矢上川を跨いで横浜市港北区日吉と隣接する。幸区日吉出張所管区の中心的役割を果たしている。主に住宅地として利用されるが農地及び工業用地も混在する。南加瀬は、越路,夢見ヶ崎,中央,原町,江川及び辻の六町内会から成り、これらの町界は行政上の丁目とは境界が異なる。町域内に加瀬山(標高約35m、一部敷地は北加瀬)。夢見ヶ崎動物公園があり、南に神奈川県立三ツ池公園を、北は武蔵小杉方面を望むことができる。なお加瀬山周辺は急傾斜地崩壊危険区域に指定されている。かつては小倉との境界付近に小倉用水があったが、現在は暗渠化されている。住宅地の地価は2014年(平成26年)1月1日に公表された公示地価によれば南加瀬4-17-28の地点で24万9000円/mとなっている。 加瀬山には夢見ヶ崎古墳群、貝塚などの史跡が何箇所か存在する。また、室町時代には太田道灌によってここに築城する計画があったが、「一羽の白い鷲が私の兜を掴んで南西の地へ持っていってしまった」という悪夢のために築城をやめたという伝説から。夢見ヶ崎の名は現在の南加瀬の一部を指す地名と商店街、少年野球のチーム名として残っている。町域内に駅が存在せず、新川崎駅、鹿島田駅、矢向駅、日吉駅などが最寄駅となる。駅にもよるが概ね徒歩 15 - 30分程度かかる。川崎市バス、臨港バス、東急バスが乗り入れている。川崎駅西口(市バス・臨港)、元住吉(臨港)、元住吉経由井田病院・蟹ヶ谷・新城駅(市バス)、横須賀線小杉駅(市バス・臨港)、新川崎駅(市バス)、新川崎交通広場(臨港・東急)、鶴見駅西口(臨港)ならびに日吉駅東口(東急・臨港)と綱島駅(東急)に向けて運行されている。主に川崎駅行きと元住吉駅方面行きは本数が多い。中心となる停留所は臨港バス・市バスの「江川町」である(当停留所着発の路線を含め、各方面への路線が出ている)。幸区役所日吉合同庁舎へは「夢見ヶ崎動物公園前」が最寄りとなる。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。