本項目は、サンライズが中心となって展開している、舞-HiMEプロジェクトによって制作された『舞-乙HiME』(まいおとめ)のコミック作品である。本編は2005年8月から2006年6月まで、「週刊少年チャンピオン」において連載(シナリオ:吉野弘幸、樋口達人・作画:佐藤健悦)。コミックスは全5巻。2006年秋から漫画版の続編『舞-乙HiME嵐』を連載すると予告されていたが、実際にはかなり遅れて2007年18号(3月29日発売)より短期連載となった。冒頭で本物の真白姫が殺され、影武者としてガルデローベに呼ばれた少年「マシロくん」が主人公となるという、前作以上にアニメ版とかけ離れた設定(この点は前作『舞-HiME』の谷口悟朗クリエイティブプロデューサーの意向を受け継いでいる)で物語が始まる。アニメ版に多くあった悲劇的な要素がほぼ払拭されているのも特徴で(例えばアリカとニナは同じ男性(マシロくん)を好きになるが、特に深刻な確執は起こらない。「チャンピオンRED」2006年3月号には外伝作である読み切り『舞-乙HiME super H』が掲載され、2006年8月号の小冊子付録には入浴シーンなどを増補した「完全版」が収録された。また「チャンピオンRED いちご」VOL.1の別冊付録「舞-乙HiME Zweiコミックブック」に『舞-乙HiME super H』の続編『舞-乙HiME super H2』が掲載されたが、『super H』、『super H2』にストーリー的な繋がりはない。両作品とも、『舞-乙HiME嵐』単行本に収録されている。ある日の夜、ヴィントブルーム王国の風華宮にて、一人の少女が殺された。少女の名はマシロ・ブラン・ド・ヴィントブルーム(以下、真白姫)。ヴィントブルーム王国の次期女王である。彼女が死んだことが公の下に晒されることは国家として致命的なダメージになることは明白であった。そこで政府は、死んだ真白姫と瓜二つの容姿を持つという理由で王国からの支援を受けていた一人の少年を呼ぶことにした。王国の政治を取り仕切る宰相のセルゲイ・オーギュスト大佐は少年に「真白姫になりオトメ養成学校ガルデローベ学園に入学しろ」と強制する。真白姫に成り代わった少年(以下、マシロ)は母親がオトメだったらしく、形見として「蒼天の青玉」をいつも大事に持っていた。マシロをガルデローベ学園に案内するために遣わされた二人のコーラルオトメ、アリカ・ユメミヤとニナ・ウォン。彼女たちとマシロが出会ったことから物語は始まる。世界の危機が去ってから 3ヶ月後、ヴィントの国王であるはずのマシロは使用人のようにこき使われ、ガルデローベの職員と生徒は何故か水商売を始めていた。借金の返済を合言葉に日々労働に勤しむガルデローベの関係者が何故こうなったのか…。事の始まりは世界の危機が去り、学園の修繕費用の捻出のためエアル各国家への援助を要請していたナツキらの前に現れたアルタイ公国次期国王のアラシの存在であった。彼は学園のありとあらゆるものを片っ端から借金の形に差し押さえ物件とする。新祖レナも例外ではなく、差し押さえ物件とされた直後にマテリアライズが不可能に。亡き兄ナギの意志を継ぎアラシはマシロとの婚姻のため、花嫁修業と称したアラシのお部屋係を強制される。一方ヴィント市警は最近頻発する宝石強盗の捜査で忙しくアラシが用意した書類に偽りはないとの見解を示す。エルスがアラシの怒りに触れ学園側最初の被害者となった事に危機感を隠せない面々(面白がっているシズルを除く)は学園とマシロ奪回のためにナツキが提案した「オトメの花道作戦」を実行に移し、物語は始まる。登場人物については舞-乙HiME (漫画)の登場人物を参照。(以下は漫画独自設定とそれに関する項目のみです。残りはアニメ版を参照)ヴィントブルーム王国内ビューネ自治区に存在する乙HiME(オトメ)を養成する事が出来る世界でただ一つの専門学校。その割りにシホの催眠術悪用や、アリカがパトロン不在のためにアルバイト漬けであることを把握していなかったりと、管理体制には大きな不備がある。また、トリアスたるシホがマシロに無断で貴石に、しかも素手で触れたりするなど、礼儀作法に関しても疑問が見られる。
出典:wikipedia
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