佐久間 勝親（さくま かつちか）は、江戸時代前期から中期の大名。信濃長沼藩4代藩主。秋月種信の五男。長沼藩主佐久間勝豊の婿養子となる。貞享2年（1685年）、勝豊の死去により17歳で長沼藩1万石の家督を相続した。元禄元年（1688年）、20歳のとき5代将軍徳川綱吉より側小姓を命ぜられるも、病と称して辞退した。これが仮病であったことが幕府に知られたため、不敬であるとして改易され、身柄は二本松藩主丹羽長次の預かりとなった。元禄4年（1691年）、23歳で死去した。滋賀県高島市の幡岳寺と、福島県二本松市の龍泉寺に位牌が現存している。

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