株式会社トーハン()は、東京都新宿区に本社を置く、出版物専門商社。1949年、日本出版配給株式会社を前身に東京出版販売として創業。以後出版物流通・取次の分野ではコンピュータシステム・オンラインシステムの導入など、革新的なシステムを真っ先に取り入れるなど業界の最先端を進んでおり、出版物取次においては日本出版販売(日販)と共に2大大手として知られている。1992年、CIを導入し現社名となった。セブン&アイ・ホールディングスとの関わりが深く(セブン&アイ・ホールディングスCEOである鈴木敏文はトーハン出身者で2015年現在トーハンの役員でもある)、セブンイレブンで扱われる雑誌・書籍はトーハンから配送されるものである。また、イー・ショッピング・ブックス(現・セブンネットショッピング)に関しては出資者の一つであるとともに、物流・在庫を一手に取り仕切っている。出版流通改革を目指す「桶川計画」を発表、2005年には埼玉県桶川市に世界最大級の書籍物流施設、「トーハン桶川SCMセンター」を開設した。独自の中小書店支援の取り組みとして、注文した商品を書店の店頭で受け取れるオンライン書店のe-honや、客注商品の速配サービスであるブックライナーを運営している。また、2009年3月よりe-hon連携サイトとしてMedical e-hon(医療従事者向け電子書籍サイト)を開始した。いくつかの出版社が分野別に「図書目録刊行会」を結成して分野別図書目録を発行しているが、その事務所はトーハン内にある。フランスで毎年行われているJapan Expoのオフィシャルパートナーであり、日本企業の出展窓口を務め、また会場の設営・管理に当たっている。2014年3月31日現在2008年12月、トーハンが書籍『セブン-イレブンの正体』(週刊金曜日取材班と古川琢也の共著)の配本を取りやめたと週刊金曜日などが主張した。関係筋によれば、「セブン-イレブンの盟主である鈴木敏文がトーハンの取締役副会長を務めており、その告発本を扱うわけにはいかないと週刊金曜日側に通告してきた」という。しかしトーハンが当該出版物を配本・販売していることが確認できる。
出典:wikipedia
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