バイザー(英語:visor)は、日よけ用の帽子の「つばの部分」、もしくは西洋兜やヘルメットの「目を覆う部分」である。日よけ用の帽子の一種で、帽子のつばの部分を大型にしたものは、スポーツバイザー(Sports visor)とも呼ばれる。軽量化をするためにプラスチックを採用し、帽体部分を省略しているものがほとんど。日本では1980年代初頭に大流行したことがあった。近年では日焼け防止のため、特に女性が大きいつばのものを着用していることがある。なお、ファーストフードなどの店員が、布製のものを被っている場合もある。プロ野球の優勝セール時には優勝チーム関連店(百貨店・スーパーマーケット等)の店員が、紙製のものを被っていることがある。また映画界では、児童向けの作品で紙製のサンバイザーを児童観客に配布するのが定番で、古くは「東映まんがまつり」において児童観客に配布され、同企画のシンボルになっていた。現在は同じ東映の『プリキュア』映画シリーズで行っている(2016年より廃止)。詳細はサンバイザーの記事を参照自動車のサイドウィンドウ(ドアガラス)上方にある横長の雨除けで、大型のものはウエザーガードともいう。雨の日に窓を少し開けても水が浸入しにくい。標準的な商品には装着されておらず、ディーラーオプションの純正品もしくはサードパーティ製の別売り用品となっていることが多い。取り付け箇所は、ドア側ではなくルーフ側。オートバイのメーター周りを覆う小型の風防。透明な樹脂性の物が一般的だが、オフロード車両には不透明な物もある。大型の風防は「ウインド・シールド」として区別され、俗に言う「風防」とはこのタイプを指す場合が多い。基本的にはヘッドライトの上部(=メーターの前方)に固定される。日本で、スズキ・カタナやホンダ・VT250Fに標準装備された小型のカウルを指す場合もある。、スピードメーターの風よけという意味でメーター・バイザーと称した。自動車用の追加メーターのカバー「メーターフード」の中にも、日差しの反射による視認性の低下を防ぐ為の「日よけ」のパーツが設けられている場合があり、これらもメーター・バイザーと呼ぶ場合がある。オートバイの風除けのうち、運転者の前にあり横に張り出した部分。レッグシールドともいう。四輪用・二輪用ヘルメットの「庇」・「鍔」の部分を指す。古典的なオープンフェース形(ジェットヘル)の場合、ボタンによる着脱が可能な物が多い。基本的にはかなり小型で「日よけ」としての効果はほとんど無いが、オフロードバイク用のヘルメットでは「泥除け」の目的からより大型のバイザーが装着されている(このタイプの場合、分解は可能だが、通常はチンガードとともに装着した状態で使用される)。ヘルメット・バイザーを単に「バイザー」と略す事もあるが、この略語は下記のバイザー・シールドを指す場合もある。四輪用・二輪用ヘルメットにおいて、古典的なオープンフェイス形(ジェットヘル)の場合、バイザー部分に装着する方式の透明・半透明のシールドで、固定式のものと可動式のものがある。また、フルフェース形の可動式のものもこれに含まれる。また「シールド・バイザー」と呼ばれる事もあり、単に「バイザー」もしくは「シールド」と略される場合もある。「捨てバイザー」とも呼ばれる。バイザー・シールドの表面外側に、透明または半透明面全体を覆うように複数枚貼られた透明のシール。レース中、泥や油などでバイザー・シールドが汚れ視界が妨げられた場合、これを剥がすことで視界を保つことができる。通常は5枚から20枚程度貼られていて、汚れて視界が妨げられたたびに剥がしてその場で捨てる。捨てたものがまれに後続車のラジエーターに詰まりオーバーヒートの原因となることもある。バイザー・シールドの上側に装着されるザイロン製の帯状の保護具。「スーパーバイザー」とも呼ばれる。バイザー・シールド部分はヘルメット本体と比べると脆弱なため、前方からの飛来物が衝突した際の貫通を少しでも防ぐ目的で、視界に影響のない部分に装着される。そのため主にフォーミュラカーレースで使用される。2009年ハンガリーグランプリの予選でフェリペ・マッサ選手のバイザー・シールドに前方を走るマシンから脱落した部品が突き刺さり重傷を負う事故を契機に開発された。
出典:wikipedia
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