朝日作曲賞（あさひさっきょくしょう、"Asahi Composition Award for Wind Orchestra"）は、朝日新聞社と全日本吹奏楽連盟が主催する1990年から開催されている作曲コンクール。新しい吹奏楽曲の開発を目指すとともに、全日本吹奏楽コンクール（朝日新聞社・全日本吹奏楽連盟主催）の課題曲の公募として開催されている。募集作品は、演奏時間3 - 4分程度のマーチの楽曲と、演奏時間5分程度のマーチ以外の作品が隔年で募集されてきたが、第18回（2007年）朝日作曲賞より毎年、マーチの楽曲・マーチ以外の楽曲の曲種に関係なく、吹奏楽編成で演奏を行うオリジナル曲全てが募集対象となった。演奏時間は曲種によらず3 - 4分程度。大賞受賞作品及び入賞作品が次年度の全日本吹奏楽コンクール課題曲となる。なお、朝日作曲賞を受賞した作品は全日本吹奏楽連盟より出版される。2009年度からは連盟独自に「全日本吹奏楽連盟作曲コンクール」が創設され、この作曲コンクールの第1位作品が翌年度の課題曲Vとなった。課題曲I - IVについてはこれまでと同じく、朝日作曲賞により公募される。

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