ヒンジモ ("Lemna trisulca") はアオウキクサ属に分類される植物のひとつ。日本を含む世界各地に生育する。多年性の水草で、ウキクサ亜科には珍しい沈水性。浮葉性のウキクサと同様に、葉のような葉状体がその付け根から出芽を繰り返して増える。ヒンジモは品字藻の意味で、そのような葉状体の繋がった形を品の字と見たてて名付けられた。ヨーロッパと北米に最も豊富だが、アジア・アフリカ・オーストラリア・ニューギニアなどからも個体群が発見されている。日本のヒンジモを "Lemna trisulca" var. "sagittata" として変種扱いとし、基亜種 "L. t." var. "trisulca" をタイリクヒンジモとして扱うことがある。葉状体の長さは3-15mm、根の長さは0.5-2.5cm。主に無性的な出芽によって繁殖し、花をつけることはまれ。ただし5-9月に、水面に小さい花をつけることもある。殖芽は持たない。染色体数は2n = 20、40、42、60、63、80。IUCNは軽度懸念、環境省は絶滅危惧Ⅱ類としている。
出典:wikipedia
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