インタミン (Intamin AG)は、スイスに本部をおく、遊園地の遊具を設計・製造する企業である。日本法人として、インタミン・ジャパン株式会社が東京都杉並区に所在している。主にローラーコースターなどの絶叫マシンを多く手がけており、2010年10月に稼働した世界最速（2012年3月現在）である最高時速240kmのコースターなど、世界規模を誇るコースターも多い。また、近年のインタミン社が製造するコースターは在来のコースターより大変滑らかで走行音も静かだと評価されている。無重力から最大5Gまでを体感できる垂直落下型マシン「フリーフォール」を開発した先駆者である。現在はタワー型のもの（製品名はジャイアント・ドロップ）が普及している。現在までに数件、国内外を含め同社製の遊具で事故や故障が発生しているが、事故の原因はアトラクションの欠陥とは限らず、メンテナンス不良、人為的ミスなど様々であり、すべての事故や故障がメーカーの問題とは言えない。括弧内はインタミン社における製品モデル名称。稼働機種数は西武グループのアミューズメント施設が最も多く、次いで東武動物公園、東京ドームシティ、ナガシマスパーランドなどで導入されている。国外の交通システム向けに、商用モノレールを製造している。

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