明浄学院高等学校(めいじょうがくいんこうとうがっこう)は、大阪市阿倍野区にある私立の高等学校。女子校である。大阪観光大学の経営母体でもある学校法人明浄学院が運営している。建学の精神に基づいて女子教育をおこなうことを目標としている。普通科の中に特進コース、看医コース、普通コースを設置している。特進コースでは4年制大学への進学希望者を、看医コースでは医療・看護系学校への進学希望者をそれぞれ主な対象とした教育を行っている。また普通コースでは製菓実習や保育など、特色ある授業が開講されている。1921年2月に日蓮降誕700周年事業として、大阪市内の日蓮宗寺院団によって5年制高等女学校の設置が計画された。準備を経て、1921年4月に明浄高等女学校として設置された。1945年3月から終戦まで大阪府立泉尾高等女学校・大阪府立市岡高等女学校・私立明浄高等女学校の大半の生徒は、国家の命により、大阪府枚方市にあった陸軍造兵廠香里製造所において、昼夜二交代で火薬の粉塵が舞う劣悪な環境の中、爆弾・砲弾の製造作業に従事。この体験を無にしないため、同地には非戦の誓いの碑が建てられている。学制改革に伴い、1947年に新制明浄学院中学校、1948年に明浄学院高等学校に改編されている。中学校は1968年に募集停止となり、書類上はしばらく休校状態が続いていたが2004年に正式に廃止されている。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。