長崎歴史文化博物館(ながさきれきしぶんかはくぶつかん、Nagasaki Museum of History and Culture)は、長崎県長崎市立山にある長崎県立及び長崎市立の博物館である。2005年(平成17年)11月に開館。長崎県と長崎市が行政の垣根を越え予算と収蔵品を出し合い設置した。管理・運営は、指定管理者制度により、民間企業の乃村工藝社が行っている。館のメインテーマは「近世長崎の海外交流史」だが、民間企業が運営していることもあり、さまざまなジャンルの企画展や集客イベントを積極的に行っている。名誉館長には脚本家の市川森一、初代館長は前常磐大学学長の大堀哲が就任した。歴史文化展示ゾーン、長崎奉行所ゾーン、長崎歴史情報コーナー、伝統工芸体験工房、資料閲覧室、ショップ・レストランがある。その他の施設として、企画展示室、イベントの間、イベント広場、ホールがある。長崎奉行所立山役所の御白洲では、土、日、祝日に20分ほどの寸劇が行なわれて、当時の裁判の様子を再現している。開始時間は11:00、12:00、14:00、15:00、16:00。寸劇終了後は記念撮影時間が設けてある。寸劇は、県内の大学生や県民が寸劇ボランティアとして約21名参加している。同館で上映される長崎奉行の一年を描いた立体映画には俳優の風間杜夫が長崎奉行・遠山景晋役で出演している。長崎県立美術博物館が閉鎖され、当博物館と長崎県美術館とに分離される際に、旧美術博物館の敷地と、同館に隣接していた旧長崎県知事公舎の敷地に建てられた。3階建。建設時には旧長崎奉行所の石段や庭園などの遺構が出土した。石段は補強され、奉行所門側のエントランスとして活用されている。設計は日本を代表する建築家黒川紀章。同館の西側には長崎原爆投下時に、第一報を政府や軍に打電した立山防空壕(旧長崎県防空本部)が残っている。同館のオープンにあわせ壕内を整備、周辺が公園化され、一般公開されている(無料)。
出典:wikipedia
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