家族割引サービス(かぞくわりびきサービス)は、携帯電話・PHS料金の割引サービスの一つ。NTTドコモではファミリー割引、KDDI並びに沖縄セルラー電話の各auでは家族割、ソフトバンクモバイルでは家族割引、ウィルコムではファミリーパックと称される。同一家族において、同じ携帯電話会社に加入することにより、基本料金の割引や、家族間相互の通話・メールなどに特典が受けられるサービスである。月額料金は不要であるが、別途申し込みが必要である。なお、ウィルコムのファミリーパックはウィルコム定額プラン専用のサービスである。「家族」とされるのは、auの場合、戸籍謄本または健康保険証で関係を証明できる範囲である。これに対しNTTドコモの場合は主回線契約者から三親等以内が対象である。複数回線を利用していれば、主回線の契約者名義の回線のみでも契約はできるが、ガラケーとスマホまたはルータの2台持ちなどを想定しており、第三者に使わせることは規約上禁止されている。基本料金の割引には、以下のように大別できる。本サービスに加入した場合、以下のような付加サービスが受けられる。auでは毎月余った無料通信分を家族内でわけあうことができる。ただし、auでは無期限くりこしとの併用はできない。ソフトバンクモバイルでは、オレンジプランおよびブループランにおいて、前月に余った無料通信分を、同種(同色)の料金プランを利用する家族内で任意の額を任意の回線へ分配することができる。異種料金プランへの分配(オレンジプラン←→ブループラン)は不可。また、無料通信分がもともとない料金プランの一部へは分配ができない。NTTドコモでは2015年5月まで、2か月繰り越して余った無料通信分を分け合うことができたが、2015年6月から廃止された。NTTドコモでは「ファミ割ワイド」「ファミ割ワイドリミット」「ファミ割ワイド バリュー」「ファミ割ワイドリミット バリュー」、auでは「家族割ワイドサポート」と呼ばれる。副回線一律50%割引であるソフトバンクモバイルの「家族割引」に対抗するため導入されたものであり、家族割引サービスと年間割引サービスとの併用により、基本料金1,500円(税別)(NTTドコモの「ファミ割ワイド バリュー」は735円、「リミット」は+105円)で加入できた。対象は原則として中学生以下と60歳以上に限られる。ただし、NTTドコモでは、ハーティ割引(ふれあい割引)に加入している場合、年齢に関係なく加入できた。一般のプランを申し込んだ場合に比べて、通話料が割高な設定となっており、無料通信分も付いていないため、通話をほとんどしない待ち受け中心のサービスである。両社は類似の料金でメール定額プランの提供を始めたため、これらのプランへの新規申し込みは終了している。ウィルコム定額プラン(もしくは新ウィルコム定額プラン)専用のオプション。
出典:wikipedia
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