砂防会館(さぼうかいかん)は、一般社団法人全国治水砂防協会が本部を置き、管理運営する会館である。全国治水砂防協会の関連施設の他、テナントビルとしても用いられている。2015年2月、本館が老朽化により改築されることになり、下記各施設を別館に移転し2016年3月に閉鎖された。砂防会館が完成すると同時に自民党本部が2階と3階にテナントとして入居し、1966年の自由民主会館(現本部)竣工まで居を構え続けた。かつて砂防会館には自民党最大派閥木曜クラブ(田中派)の派閥事務所や田中角栄の個人事務所があり、「砂防会館」「平河町」(砂防会館の所在地)の名は当時の田中や彼の派閥の代名詞であった。なお、ロッキード事件では、主な現金授受の場所と認定されている。1976年には、田中角栄を題材とした清水一行の小説『砂防会館3F』が発表されている。現在では、志帥会事務局や古賀誠・青木幹雄・森喜朗の個人事務所が入居している。かつては中曽根康弘の個人事務所(2009年限りで退去)、保守新党と国民新党の本部、亀井静香の事務所、減税日本東京事務所(2012年年末に退去)も砂防会館内にあった。2016年3月17日、砂防会館解体前に志帥会(二階派)の派閥総会が開催された。二階派の顧問で衆議院議長を務めた伊吹文明は挨拶の中で「いくつかの政治のドラマがここで繰り広げられてきた。」と述べた。
出典:wikipedia
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