『みつどもえ』は、桜井のりおによる日本のギャグ漫画作品。『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて2006年15号より2011年19号まで連載。2011年20号から長期休載していたが、2012年35号から連載が再開。2012年39号まで連載したのち、『別冊少年チャンピオン』(同社刊)に移籍し2012年10月号より連載中。当初は短期集中連載(2006年15 - 19、24 - 28、33 - 36・37合併号)だったが、2006年41号以降本連載となる。本編のこぼれ話である『ほぼ週刊みつどもえ』が、同社のウェブコミックサイト『Champion タップ!』で、2014年7月17日更新分から2016年6月2日更新分まで並行連載された。テレビアニメ(第1期)が2010年7月から9月まで放送。2011年1月から2月にかけてアニメ第2期『みつどもえ 増量中!』が放送され、最終回の翌週にみつどもえ特別編1話が放映された。小学6年生の「日本一似ていない」三つ子・丸井みつば、丸井ふたば、丸井ひとはという丸井三姉妹とその周辺人物が織り成す、ギャグ漫画である。話数のカウントは「○卵性」(1話目なら1卵性)という形式になっている。またサブタイトルは他作品(漫画やアニメのタイトル、曲名や歌詞などジャンルはさまざま)のパロディである。連載初期は三つ子と担任の矢部の4人が話の中心になっていることが多く、チーム杉崎や佐藤、千葉といったクラスメイトは背景程度の存在でほとんど話に絡まなかったが、後に彼らにもスポットが当たるようになっていく(その代わり矢部は初期より出番が減りつつある)。話の展開の仕方は様々だが、代表的なものとして、会話している2人が話の趣旨を互いに勘違いしたまま話を進め、騒動へと発展していくというものがある。また、途中で雰囲気が感動的なムードになったものの、誰かがそれを台無しにするといったオチも非常に多い。担当声優は、テレビアニメ版のもの。本作品の主人公。埼玉県上尾市在住。11歳。魚座。上尾市立鴨橋(かもはし)小学校6年3組に在籍。連載当初は他のクラスメイトから距離を置かれている描写が多かったが、次第にその描写はなくなっていった。三つ子ではあるが、容姿も瞳や髪の色もそれぞれ違う。テレビアニメの設定資料で6年3組全員の外見と名字が公表されており、人数は男女各18人合計36人である。本節では、原作やアニメの本編で名前の出ていない生徒についても、アニメ設定資料に準拠して記述する。杉崎みくの率いる女子4人組(アニメ版では松岡は「チーム杉崎」に属していない)。4歳の時に公園で出会ってからの幼馴染で、三つ子の友人でもある。作品中で「チーム杉崎」と名乗ったり呼ばれたりキャプションが付けられたりすることはなく、キャラクター紹介など作品の外でのみ使用される名称である。佐藤のことを猛烈に好いている3人組。略称「しょうがない隊」、「SSS隊」等。小学校2年生の時に結成される。本人たちは「佐藤くんが好きでしょうがない隊」と名乗っている。他の女子が佐藤に近づくことを警戒しており、また佐藤に対するストーカー的な行動が日課となっている。佐藤と幼馴染のふたばをライバル視している。なお、佐藤本人には変態集団と恐れられており、みつばからも変態集団と言われている(逆に彼女らはみつばのことを「(変な)パンツ女」と呼ぶようになる)。担任は、海江田先生。三つ子と父・草次郎の4人家族。三つ子の母についての情報はその生死も含めて不明だが、家事はひとはがこなすため生活に困っている様子はなく、三つ子にも母を恋しがる描写はない。杉崎みくの家族。みくからみて、母、父、弟の4人家族だが、父親はクリスマスイブにも海外に出張に出かけているなどの多忙な人物で詳細不明。吉岡ゆきの家族。3人家族。佐藤信也の家族。4人家族。千葉雄大の家族。緒方愛梨の家族。『本気戦隊ガチレンジャー』(ほんきせんたいガチレンジャー)は、作品内のテレビで放送されている戦隊物の特撮番組。「ガチの怒りを受け止めろ!」が決め台詞。敵組織名は、原作では「ゲドール軍」、テレビアニメ版では「ゲドール帝国」である。ふたば、ひとは、矢部、龍太がファンで、吉岡は俳優の井田北斗のファン。テレビアニメ第2期1話では本作の話が中心となり、ナレーションは屋良有作が担当。OPとEDも本作の主題歌が使用された。ちなみに、ガチレンジャーの作品内では第21話の「狙われた子供たち!日本滅亡カウントダウン」。その時の内容は、あまりにもモラルの無いストーリーとヘマばっかりしているガチレンジャー(ゲドール帝国が仕掛けた30分も余裕のある時限爆弾をその場で解体しようとして園児たちを犠牲にし、無抵抗のカニラゴンをガチレンジャー5人で集団リンチにする等)に初めて一緒に観たみつばは大笑いし、ひとはは怒り心頭の様子であった。実在のスーパー戦隊シリーズのパロディだが、特に1970年代 - 1980年代初頭の作品の特徴が色濃く反映されている。またアニメ版では変身前の名前は演じた声優の名に準じたものとなっている。苗字はアニメ版声優の捩り。いずれもアニメ(第2期第1話)に登場。原作に登場したガチレンジャーのゲームソフト。『NAMA』(なま)は、作品内で連載中の流行っているらしい恋愛漫画。色々と過激な表現が多い。吉岡他チーム杉崎やみつばが愛読している。ふたばも佐藤の家で読んでいるが、内容は理解していない。NAMAの内容を純粋無垢な吉岡純次に絵本にして描かせた結果、生まれたナマコのキャラクター、及びその絵本。市販したら大ヒットした。単行本第2巻では第20話は第24話、第36話は第20話にそれぞれ変更。第24話から第35話はそれぞれ番号が1ずつ繰り下げられた。第36話が単行本において巻頭オールカラーで掲載されたための措置。2010年7月から9月までCBC、MBS、TOKYO MX、AT-X、BSイレブンにて第1期が放送された。全13話。1話につき3つから5つ程度のショートエピソードで構成される。一部放送局では音声や画像の一部が自主規制されている。Blu-ray&DVD第7巻収録の特別編が2011年3月にTV放映された。2011年1月から2月までアニメ第2期『みつどもえ 増量中!』が第1期の放送局のうちCBCを除いて(代わりにニコニコチャンネルがレギュラー配信)放送された。全8話。ニコニコ生放送にて『みつどもえinニコニコ生放送「なまどもえ」』が不定期的に生配信された。配信期間:2010年7月6日 - 2011年6月18日(全11回)コミックマーケット78および79にて原作者・番組スタッフ・出演声優による同人誌がアニプレックスブースにて数量限定販売された。この同人誌には、作中でひとはが使っているブックカバー(「書薬」)がセットでついてきた。2010年9月12日に赤坂BLITZにて『みつどもふぇす!』が開催された。同年12月25日 - 26日に、舞台の地である上尾市のショッピングセンターで複製原画展が開催された。翌年5月1日には品川ステラボールにて『みつどもふぇす増量中!』が昼夜2部制で開催された。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。