『信長』(のぶなが)は、工藤かずや原作、池上遼一作画による日本の漫画。小学館『ビッグコミックオリジナル増刊』に1986年(昭和61年)10月15日号から1987年(昭和62年)6月15日号まで、のち同社の『ビッグコミックスペリオール』に同年7月15日号から1990年(平成2年)2月28日号にかけて連載された。日本史上よく知られた織田信長の生涯を、基本的には史実に忠実に描かれた劇画である。主人公・信長は怜悧だが人間味のある人物として描かれ、エキセントリックな面はあまり強調されていない。またお市が浅井長政に嫁ぐ際や、武田討伐戦などで見せる信長の切なそうな表情、優しい微笑みなど、表情豊かな一面がある。「尾張国のうつけ」として知られる織田信長は、桶狭間の戦いで駿河国の今川義元を斃して、華々しく歴史の表舞台に登場した。信長は足利義昭、浅井長政、武田勝頼、石山本願寺率いる一向一揆などの敵対勢力と死闘を繰り広げながら、羽柴秀吉、明智光秀らの部将とともに知略を尽くして天下布武に向けて邁進していく。物語の終末間近に『安土天守・障壁画の章』で、安土城のカットが資料の無断使用に当たるとして問題となった。そのため小学館ビッグコミックスから刊行中だった単行本も、7巻までで発刊が停止となった。2003年(平成13年)から翌年にかけて、問題となった箇所が新たに描き直され、完全版として単行本全8巻がメディアファクトリーから新たに刊行された。
出典:wikipedia
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