『さくら前線』(さくらぜんせん)は、おおばやしみゆきによる日本の少女漫画作品。『ChuChu』(小学館)にて2006年1月号(創刊号)から2007年12月号まで連載された。さらに、同誌2008年1月号および2009年7月号で、復活を果たしている。なお2008年1月号に関しては別冊付録という形で発表された。また、『ChuChu』公式サイトでweb小説化されたことがあり、それをまとめた単行本が小学館より『さくら前線 君だけの天使になる』のタイトルで2008年12月に発売された。なお、web小説版はいくが手掛けた。おおばやしみゆきによる『ChuChu』月刊化当初からの作品で、同誌では初の連載である。中原さくらとバスケットボール部に所属する幼なじみの松田武彦、そして身長差でつきあいを行う斉藤由紀との関係を綴っている。2007年12月号で終了したが、これに伴い、同誌創刊時から連載されていた作品は全て姿を消した。最終巻(6巻)の最終話では『ChuChu』で掲載されていた最終話にさらに6ページ描き足されたものが掲載されている。スピンオフ作品として『ちゃお』(小学館)2007年3月号に発表された「たんぽぽ前線」がある。主人公・中原さくらは八上中(後の話では、おぎ中となっている)に通う、どこにでもいる普通の中学生で、勉強もスポーツも苦手。隣に住んでいて、勉強もスポーツも得意な幼馴染の松田武彦のことが好き。ある日、親友の中島美香から、今流行っている消しゴムのおまじないを教えてもらう。それは、消しゴムに緑のペンで好きな人の名前を書き、カバーをして誰にも見られずに使い切ると恋愛成就するというもの。美香は、さくらの隣の席のちびっこ男子の、顔はかわいいが性格はかわいげのかけらもない、さくらのけんか友達、斉藤由紀にそのおまじないをするのだと言う。さくらは授業中に暇になり、ふと消しゴムのおまじないを思い出す。さくらは何も考えず、軽い気持ちで松田武彦と書き込んだ消しゴムを、隣の由紀に見られてしまう。さくらは由紀に泣いてすがり、何でも言うとおりにするから武彦に言わないでと言った事から本当に由紀のパシリになってしまった。由紀のパシリになり、お互いのことを知っていくうちに惹かれあっていくが、さくらは武彦と、由紀は美香と付き合っているのでその想いは許されないことだとお互いに気持ちを伝えられずにいた。そしてクラス替えの日に美香に外国土産のウイスキーボンボンを食べる。酔っ払ったさくらは勢いで由紀に告白し酔いがさめ教室に戻ると由紀に呼び出され自分もさくらが好きだといわれ、さくらの木下でキスをした。やっと両想いになったさくらと由紀だが、美香リンの必死の抵抗でなかなか進展しない二人の恋。だが、松田武彦の一言で美香は目を覚まし、由紀に別れを告げる。そしてさくらと由紀はデートの約束をするが由紀は2時間たってもこなかった。すると松田武彦が由紀は交通事故で亡くなったと告白する…『ちゃお』に掲載されたスピンオフ作品。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。