外海町(そとめちょう)は、1960年から2005年まで、長崎県の西彼杵半島南西部にあった町。西彼杵郡に属していたが、2005年1月4日に同じ西彼杵郡の香焼町・伊王島町・高島町・野母崎町・三和町と共に長崎市に編入された。現在の、長崎市の地区としての外海についても記述する。外海地区(長崎市役所外海行政センター管内)の人口は4,175人(2013年6月末日現在)。内訳は黒崎地区が2,608人、神浦地区が1,347人、池島地区が220人。角力灘(すもうなだ : 東シナ海)に面する西彼杵半島南西部の丘陵地、および角力灘に浮かぶ池島をはじめとする島嶼部を町域としていた。東側は西彼杵半島中央の標高300-500mの山地、西側は角力灘が広がり、町は全体的に西向きの丘陵地となっている。主要河川は黒崎川、出津川、神浦川の三つで、下流域にそれぞれ平野部があり、周辺に集落・農耕地・港がある。集落を外れると照葉樹林や海浜植物群落、植林によるスギ・ヒノキ林が広がる。外洋に面した海岸はほとんどが急峻な崖や転石海岸となっている。沖に浮かぶ島のうち、有人島は池島のみである。池島では池島炭鉱が操業していたが、2001年に閉山した。2005年の長崎市編入と同時に、町名設置を実施した。外海町は神浦(こうのうら)・黒崎の2大字から成り立っていたが、大字神浦は大半の町で、「神浦」を頭につけた。それに対し、大字黒崎は全域で「黒崎」を削除した。ただし、神浦地区でも「神浦」を削除した町があり、また黒崎地区には改名した町もある。ただし基本は行政区をひきつぎ、「町」を末尾につけてそのまま町名にした。このうち池島は小中併設校である。町立の小・中学校は全て2005年の長崎市編入に伴い長崎市立に移行した。高等学校はない。鉄道なし(最寄り駅は長崎本線道ノ尾駅)。さいかい交通のバスが毎時1本程度走る。長崎市街へ行くには大半が桜の里ターミナルで乗り換えとなるが、一部のバスは長崎新地ターミナルまで直通する。池島行きの船便は神浦港および瀬戸港からフェリーが出る他、松島・大島・面高・佐世保への航路もある。黒崎町・出津町が「長崎市外海の石積集落景観」の名称で文化財保護法による重要文化的景観に選定されている
出典:wikipedia
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