『パパリンコ物語』(パパリンコものがたり)は、江口寿史によるストーリー・ギャグ漫画。「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)誌上において、1985年(昭和60年)19号から1986年(昭和61年)6号まで、多くの休載を挟みつつ全10回連載された。「スピリッツ」が週刊化されるのに伴い「第一部完」として、近日中に「第二部」を再開することを示しながら中断し、そのまま再開されることなく未完に終わっている。連載当時の1980年代を舞台として、時代の風俗を取り入れた江口のポップな画風が一つの完成形を得た頃の作品であるが、他の未完の江口作品同様に、作品の大枠だけが完成したところで中断している。既に編集者泣かせとして有名だった江口は、大方の予想通り頻繁に原稿を落とし、連載わずか5回の段階で既に総集編が組まれている。担当だった江上英樹は空いたページを埋めるために『落日新聞』の掲載を開始、竹熊健太郎と相原コージを起用し、これが後の『サルでも描けるまんが教室』につながった。新潟より上京して来た有馬三郎はひょんなことから文江と知り合い、彼女が営む飲み屋「文」の2階に一人娘のリンコと住み始める。そこへ突然、家出した実家から父親が訪れ、母が危篤だということを告げる。リンコと共に実家を訪れ、母の無事を確認した三郎は、実家にリンコを置いて一人「文」へと戻ってきた。1986年にミスタードーナツのプレゼントグッズとして『パパリンコ物語』のイラストが描かれたグラス6種類が作成された。プレゼントの開始時期には既に作品は休載されていた。
出典:wikipedia
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