Worldwide Developers Conference(ワールドワイド デベロッパーズ カンファレンス、略称:WWDC)とはアップルが毎年開催している開発者向けイベントである。通例では夏(6月が多いが、5月開催や8月開催もある)に5日に渡って開催されている。従来はSan Jose Convention Centerで開催されていたが、毎年規模が大きくなっていき(2005年の参加者は3,500人超、2006年は4,200人超、2007年は5,000人超)、2003年以降はサンフランシスコのMoscone West Convention Centerで開催されている。参加にはApple Developer Connectionのメンバー登録が必要(無料のApple Developerで良い)、また参加登録の際にNDA(非開示契約)を結ぶ必要がある。初日午前中に行われる基調講演とApple Design Awardsの発表以外は全てNDAの元で非公開に行われていたが、2014年からは技術セッションの内容も即日一般公開されるようになった。基調講演はアップルのCEOと幹部、及びゲスト出演者による。主にOS X (OS X Server) およびiOSのソフトウェア開発者向けのイベントで有料である(学生は無料)。参加者の多くはプログラマやシステムエンジニア、システムアドミニストレータ。1997年までは、東京でJapan Developers Conferenceも開催されていた。iOSやOS Xの新バージョンが発表される初日朝の基調講演が注目を浴びるが、ソフトウェア技術セッションやLabが主である。2008年から2010年にかけて基調講演でiPhoneの発表も行われていたが、2011年以降はiOSのハードウェアは発表されず、iOS新バージョンの発表及びベータ版リリースを行い、秋に行うイベントでiOS完成版及び新型iPhoneなどを投入している。2013年までWWDCの中で唯一の公開となっていた基調講演は、主題であるOS XやiOS関連以外にも大きな発表がある場合が多く、大きな注目を集める。主な発表としては以下の通り。2014年や2015年はハードウェアの発表はない。2015年現在、基調講演と主なセッションの映像はライブ配信が行われており、Safariでの視聴が推奨されている。また、終了の数時間後には公式サイトにてその映像が公開され、iTunes Store上でPodcastとして無償配信され、誰でも見ることができる状態になる。第三者によるビデオ撮影およびストリーム配信は禁止されている。更に2015年以降は自撮り棒等の持込が全面禁止となった。なお、一時期ライブ配信が行われていなかったことがある。この時期は、講演を傍聴している報道関係者等によるテキストメモ及び写真撮影にそれらの即時配信だけが許可されていて、講演のリアルタイムの様子は彼らがサイトにアップロードした内容をウォッチすることで把握するスタイルが確立していた(これらはWWDC基調講演に限らずアップルの公式イベント全てで同様であった)が、ライブ配信が再開されたため過去の様式となった。しかし報道関係者の許可内容はそのまま存置されている。
出典:wikipedia
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