耳納スカイライン（みのうスカイライン）は、福岡県久留米市御井町の高良山からうきは市浮羽町合瀬に至る林道（耳納幹線林道）である。丁度耳納山地の頂上付近を経由する道路であり、耳納スカイラインの途中にある展望台からは筑後川を含め筑後平野や雄大な八女郡の山々を眺めることができる。耳納山地の頂上を通る性格上、急勾配かつ急激なカーブが多数存在する。また、一部区間は路面が通常のアスファルト舗装ではなくコンクリート舗装による簡易的な路面もあるため走行する際には注意が必要である。冬場は路面凍結も起こりうるため走行は推奨されない。また、耳納スカイラインの中央付近につながるかんかけ峠は道幅が狭い上、急カーブと急勾配による見通しの悪さから、走行には特に注意を要する。スカイラインの途中には夏目漱石の句碑が設置されている他に、鷹取山（標高：802m）付近ではハンググライダーを楽しむ為の発射台や各地に展望台もある。また、耳納連山の各所にはその見晴らしが良い。自然歩道用のコースも合計で9種類用意されており、ハイキングやドライブをするのには最適である。鷹取山付近に並ぶ各中継所が建てられている。いずれも借地。

出典:wikipedia