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へうげもの

『へうげもの』(読みはひょうげもの、ラテン文字表記はHyouge-mono)は、山田芳裕による日本の漫画作品、またそれを原案としたアニメ。講談社刊『モーニング』にて隔号連載中。第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第14回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作。2011年(平成23年)春にNHK BSプレミアムにてアニメ化された。戦国時代、織田信長、豊臣秀吉に仕えた戦国武将・古田織部を主人公として描いた歴史漫画作品。雑誌掲載時の欄外のあらすじでは毎回「これは『出世』と『物』、2つの【欲】の間で日々葛藤と悶絶を繰り返す戦国武将【古田織部】の物語である」と紹介されている。この時代を舞台にした作品には合戦などの「武」を主題にしたものが多いが、本作は茶道や茶器、美術や建築など、戦国時代に花開いた「美」や「数奇」からスポットライトをあてて同時代を切り取った作品である。数寄についてだけでなく、山田芳裕独特の豪快でコミカルな描写と緻密な時代考証によって、当時の天下の動勢や戦国武将たちの生き様も描かれている。タイトルにもなっている「へうげる(ひょうげる)」は「剽げる」とも書き、「ふざける」「おどける」の意。「へうげる」は「剽」の字音仮名遣いからきている。各話のサブタイトルは楽曲のタイトルを捩ったもの(元ネタは単行本に収録されている)。時は戦国時代。戦乱の嵐が日本全土に吹き荒れる一方で、様々な文化・芸術が花を咲かせてもいた。戦いに明け暮れる武人たちの間隙を縫い、「美」を愛する数寄者たちは、武人たちと同様に己の命を懸けて至高の「美」を追い求めていた。南蛮や唐・高麗の名物を「華の美」として愛でる織田信長に対し、「茶聖」と称される茶人・千利休は、一切の無駄を排した黒色による「わびの美」に至高の価値を見出し、その価値を広めるため羽柴秀吉と手を組み本能寺の変を引き起こし、信長と「華の美」の世を終わらせた。秀吉の天下の下で「わびの美」は隆盛を極め、利休は宿願を成就させたかに見えた。しかし、その栄華は長くは続かなかった。天下人という「箔」を求め、信長の「華の美」を再現しようとする秀吉との間で対立した利休は切腹させられ、「わびの美」は終焉を迎えた。利休の死後、その後を継いだ弟子の古田織部は、利休の「わびの美」に代わる新たな価値の創造を秀吉に命じられ、歪んだ茶器に「一笑の美」を見出し、至高の価値にするべく邁進する。しかし、秀吉の死による天下の情勢変化と共に数寄の世にも暗雲が立ち込めた。関ヶ原の戦いを経て、秀吉亡き後の天下を掌握したのは、「質素」を至高とし数寄を拒絶する徳川家康であった。織部は数寄の世を存続させるため、対立を深める豊臣と徳川の間を取り持つべく家康と秀吉および三成亡き後の豊臣を取り仕切る淀殿を結ばせる一世一代の賭け「豊徳合体」に奔走する。しかし徳川家臣・大久保長安の暗躍と暴走、西国大名の豊臣への支援を疑う家康、秀頼との面会と一筋縄ではいかず、方広寺の梵鐘の銘文「国家安康」「君臣豊楽」の一件がとどめとなり計画は水泡に化す。豊臣は牢人を大坂城に集め徳川は全国の大名に号令を掛ける。家康は「この世にひょうげものはいらぬ」として織部暗殺を決行する。戦国乱世最後の大戦が始まろうとしていた。声はテレビアニメ / 戦国大戦(登場キャラのみ)の順。作品中には名物にまつわるエピソードがあるが、虚実ない交ぜである。茶釜茶入茶碗茶杓火箸花入・花生水指掛軸その他講談社より「モーニングKC」レーベルとして刊行。既刊22巻。巻数表示は、「1服」「2服」…という茶にちなんだ表記となっている。同様に、話数表示も「第一席」「第二席」…という茶会にちなんだ表記となっているが、各話のタイトルは楽曲にちなんで付けられている。各巻の巻末には、各話のタイトルの由来となった曲名一覧が収録されている。また、表紙カバーは、余白を広くとったシンプルな構成で、色もシンプルに二色刷りが基本だが、巻ごとに異なる色を用いている。裏表紙カバーには、あらすじを日本語のほかに外国語で併記しているが、第9服や第15服のように外国語ではなく日本語の方言を併記する場合もある。なお、雑誌掲載時には頁の端に「この物語はフィクションにて候」「実在の人物・団体名とは無関係にて候」と記され、この定型文に、掲載内容にちなんだ一文(例 「この物語はフィクションですが、快適な空の旅をお楽しみください」「天正大判はほぼ実物大にて候」)が付記されるのが定番となっているが、いずれも単行本では削られている。講談社文庫より刊行。文庫の出版形態としては8巻をもって完結(単行本11巻までの内容を収録)となっていたが、2014年1月に9巻10巻が発売された。巻数表示は、単行本と異なり漢数字を使用して「一服」「二服」…という表記となっている。表紙も単行本と異なり、無地の中央に茶道具を大きく表示したデザインとなっている。2011年4月から2012年1月にかけて、NHK BSプレミアムにて放送された。全39話。漫画版の利休切腹(第9巻)までをアニメ化している。2011年4月30日に本作の主題歌を担当していたジャズバンドcro-magnonメンバーの小菅剛が大麻所持で逮捕されたのを受け、同年5月2日にバンドが一時解散。そのため、5月5日放送の第5話よりオープニングテーマが変更となった。また、開始当初は山田芳裕の漫画が原作とされていたが、途中から原案となり、オープニングでのテロップも第11話より変更となった。モーニング編集部による「へうげもの公式facebook」では「"なお、アニメ版との関係は原作から原案に変更となりました。原作者&編集部は一切関知していません。お問い合わせにはお答えしかねますんでそこんとこヨロシクお願いします"」とあり、理由は不明。ただし、第11話以降も細かい部分のアレンジはあっても漫画に忠実な内容となっている。なお、2011年8月の一挙再放送以降では第1話よりテロップも原案となっている。2011年8月の一挙再放送以降では「Ebi Sukui」が第1話よりオープニングで使用されている。2011年5月18日に発売予定だった「Bowl Man」が収録された『へうげもの』とCro-Magnonのコラボアルバム『乙』は発売中止になっていたが、2012年7月25日にアニメ版とは関係ない原作とのコラボ商品として発売。なお、「Ebi Sukui」はCD化はされていない。BSプレミアムでの放送時に本編終了後に放送された5分間番組。番組中に登場した名品を一品選び、古美術鑑定家の中島誠之助が解説する。ナレーションはNHKアナウンサーの北郷三穂子が担当。監修は永青文庫館長竹内順一。Blu-ray BOX版には、傑作選として一部の回が特典ディスクとして添付される。「天下の茶道具、鑑定士・中島の眼 『へうげもの名品名席』実見記」の題で2012年6月21日に淡交社より発売(ISBN 978-4-473-03818-0)。番組収録時の裏話を中島が書籍化したもの。ポニーキャニオンより発売。DVDはレンタル店向け商品のみ、セルソフトはBlu-rayのみとなっている。

出典:wikipedia

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