土方 雄志(ひじかた かつゆき)は、伊勢菰野藩の第13代(最後)の藩主。安政3年(1856年)8月2日、第10代藩主・土方雄興の娘婿に当たる土方久己の長男として生まれる。明治3年(1870年)8月22日、第12代藩主・雄永の養子となる。同年9月17日、養父雄永の隠居により、家督を相続する。同日、従五位に叙任し、藩知事に就任した。明治4年(1871年)7月14日、廃藩置県で藩知事を解任された。同年10月15日、東京へ移り、同年11月、英学を学ぶために慶應義塾に入学する。明治11年、工部省御用掛となった。明治17年、子爵となった。貴族院子爵議員を明治23年(1890年)7月から同30年(1897年)7月まで在任。明治32年(1899年)、台湾総督府に勤務することになった。その後、再度、貴族院議員を大正7年(1918年)7月から大正14年(1925年)7月まで務める。大正14年(1925年)11月、甥で養子の雄武に家督を譲って隠居する。昭和6年(1931年)4月24日に死去した。享年76。実弟に日本銀行第12代総裁の土方久徴がいる。雄武は戦後没落し、旧華族としては、蜂須賀氏、松浦董子氏と並び斜陽華族として有名である。
出典:wikipedia
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