大門(だいもん)は、北海道函館市の北海道旅客鉄道(JR北海道)函館駅前にある飲食街・歓楽街。1908年の大火以降、函館の色町として繁栄した。大森遊郭にその入り口に巨大な門がそびえていってその巨大な門を大門を呼んでいた。しかし、1934年(昭和9年)3月21日の函館大火で焼け落ちて大門は再建されなかった。それがこの付近の通称の地名に残ったものである。第二次世界大戦敗戦直後に廃業した業者もいたが、1945年10月のアメリカ軍函館進駐で再度吹き返すことになる。GHQの1946年1月21日発表「日本における公娼の廃止に関する覚書」と24日の公娼制度廃止命令によって遊郭自体は終止符を打つはずであった。しかし皮肉なことに結果として街娼が増加することとなり、警視庁は社会上やむを得ないとして、特殊飲食店など集娼地域(地図上に赤い線で囲んだので「赤線」と呼んだ)を指定、事実上公娼制度を復活させてしまった。最終的に1956年(昭和31)年5月、やっと売春防止法(1956年(昭和31年)5月24日法律第118号)が成立し、1947年(昭和33年)4月、函館の赤線こと大森遊郭は廃止された。昭和時代後半に一度衰退したが、現在も新函館市総合計画に基づき都市再開発が行われている。
出典:wikipedia
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