北九州水上警察署(きたきゅうしゅうすいじょうけいさつしょ・英語表記 Kitakyushu Water Police Station)は福岡県警察にかつて存在した警察署の一つで、北九州地区に属していた。正式名称は、福岡県北九州水上警察署。略称、水上署、北水(きたすい)。署長の階級は警視。2008年(平成20年)4月1日付けで廃止された。全国で数少ない「水上」の名のつく警察署のひとつ。その名のとおり管内のほとんどは海上部分であり、東から周防灘、関門海峡、響灘、また響灘から入江となった洞海湾があり、響灘上には備蓄量約560万klの広大な白島国家石油備蓄基地が浮かぶ。陸上部分には観光スポット門司港レトロがある。門司港地区には第七管区海上保安本部、門司海上保安部、門司税関、福岡運輸支局門司港庁舎、門司検疫所支所など海事関連の官公署が集合しており、博多臨港警察署同様これら海事官庁と連携して密輸や密航、テロの警戒に当たっていた。廃止に伴い、旧水上警察署庁舎は門司警察署の分庁舎として引き続き使用されている。また、門司地区の交番・警備艇は門司警察署へ、若松地区の交番・警備艇は若松警察署へ移管された。なお、山口県警察にも関門海域を管轄する同種の下関水上警察署が関門海峡を挟んで対岸に存在していたが、こちらも既に下関警察署へ統合され交番として引き続き水上警察業務を行っている。(国道3号線から国道199号線への接続道路沿い「西海岸一丁目」信号機前。門司警察署から直線わずか400m離れたところに所在していた。)門司、若松、戸畑3区の沿岸陸地の一部および響灘上の白島( )の中は、読み・所在地。当署の廃止に伴い、交番としては廃止となったが、いずれの旧交番とも警備艇桟橋の近くに位置しているため、敷地・建物は関係警察署に移管され、詰所として使用されている。旧門司・若松の両水上警察署を統合して発足したという経緯から、門司・若松の両地区にそれぞれ係留設備を設け、警備艇を配置していた。最終的な配置は次のとおりであった。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。