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メカ少女

メカ少女(メカしょうじょ)は、機械や兵器等のメカを装備した美少女(戦闘美少女、サイボーグ、ガイノイド)の事を指す、萌え属性の一種。初期のものはアニメのロボットのパーツを美少女に取り付けたものが多く、ジャンルを超えた名称として単に「美少女化」「ロボ娘」などと呼ばれていた。萌えが拡大した結果、アニメのロボットだけではなく戦車や戦闘機などの実在の機械部品を装備するようになりメカという名前が冠されることになるが、必ずしも理解は統一しているわけではない。一般的に、軍隊などの装備を身につけたものとは違い、ビジュアル的にSFらしさ、フィクションらしさが見られるのが特徴であるが、萌え属性によってはメカと少女の比重の逆転傾向や外装のメカニカルな考察志向も見られる為、一概には定義は不可能である。上記の条件を満たしているならば、アニメやゲーム、現実に発表・使用された機械や兵器類の擬人化でもメカ少女に含まれる(ロボっ娘の下地から派生したため同義的だが、似て非なるものともいえる)。なお、兵器類の擬人化の場合は「兵器少女、兵器娘」とも呼ばれる。最近では『新世紀エヴァンゲリオン』の使徒を美少女化した使徒XXという商品も展開されるにいたりますます定義付けは難しくなっている。一般的には明貴美加の描いたMS少女が、著名なメカ少女の作品群とされているが正確な始まりは不明。もともとは模型雑誌の投稿欄における読者投稿による画稿がその萌芽といわれる(模型情報の投稿欄など)。また『太陽の牙ダグラム』放送時に発行されていたデュアルマガジン連載の『デロイアナナちゃん』という作品も存在している(ダグラムのパーツをつけたセーラー服の少女)。1970年代のロボットアニメにおいてはパイオニア作品と言える『マジンガーZ』(1972年~)にてアフロダイAやビューナスAなどの女性型巨大ロボットが登場。自我を持つパートナーロボットのミネルバXやサイボーグ少女と合体するラインX1などが存在した。1976年の『ろぼっ子ビートン』のネンネン、1977年の『ジェッターマルス』の美里など主人公のサポートや紅一点、またはその性格からトラブルメーカーとなるという扱いであった。特撮作品では『キカイダー01』にビジンダー、映画『メカゴジラの逆襲』(1975年)においてサイボーグ少女、桂が登場。人造人間の悲哀を背負った存在として描かれることが多かった。変わった存在として1980年の『ウルトラマン80』において殉職した隊員に外観を似せたアンドロイド・エミが登場している。1980年代初頭にはすでに模型雑誌やアニメ雑誌に、当時流行のアニメメカのパーツを着けたメカ少女が登場、投稿欄をにぎわせていた。こうした流れを受けその時々のロボットアニメの主人公メカの外装を美少女に取り付けたシリーズが有志の手によって生み出され、『聖戦士ダンバイン』のオーラバトラーをモチーフにしたセーラーバトラー(オーラバトラー+セーラー服の萌え擬人化)、『重戦機エルガイム』のヘビーメタルをモチーフにしたレディメタルなどが、いわゆるアニメファンの同人誌にて描かれていた。その後『機動戦士Ζガンダム』以降に明貴美加がモデルグラフィックス誌(以下MG誌)上においてMS少女を連載し、一般的に認知された。同人誌では前述のセーラーバトラー、レディメタルと言った概念が定着するとともに、ヒロイックファンタジーでいうビキニ鎧のような露出度の高いメカ少女が一般化した。その後明貴美加のMS少女に代表される、メカ部分を持つ(パワード)スーツを着た少女という手法も定着し、この頃にはスーツをインナースーツとメカ部分に分ける、インナースーツは耐弾性や体温維持のため複合素材のレオタード風になるなど設定や画稿が精緻になっていった。ただこのアプローチはMSという名を冠したため、ガンダム世界という制約を受けた。ゆえにシリーズが別モチーフを求めるたびに名称が変わり、認知度も変化している。例えば同じMG誌においては、「センチネル少女」(『ガンダム・センチネル』の美少女化)「艦船ちゃん」(戦艦や駆逐艦などの美少女化)といった派生が見られた。商業誌上においては著作権上もありこうした美少女+既存のメカというアプローチは難しく、女性型ロボット(ガイノイド)という形で展開されることが多かった。古くは手塚治虫が『鉄腕アトム』を少女として初めに企画したが担当に却下されたという逸話がある。中性的に描かれたアトムはその名残であり、後にロボット少女としてアトムの妹ウランは実現している他、この作品には何人かメカ少女が登場する。また『サイボーグ009』の003、『009ノ1』のミレーヌなど、石ノ森章太郎の作品には多くのサイボーグ美女が登場し、松本零士の『セクサロイド』にもその傾向は見られる。ただこうしたメカの美女・美少女は『未来のイヴ』のハダリーやそのもととなったピュグマリオンの神話にも見られる理想の伴侶というモチーフに影響されていることが多く、萌えを主体としたメカ少女が描かれるようになったのは80年代のロボットアニメ全盛期以降である。80年代にはロボットアニメブームとともにマニア層のなかではロリコンブームが見られ、1982年創刊のレモンピープル2号から連載された『撃殺!宇宙拳』においてサブキャラ的な扱いではあったが萌えの対象と言えるメカ少女が登場。さらには合体して巨大ロボとなるキャラや、登場女性キャラが改造されメカ少女となるといった展開が見られた。また主人公の少女が、体格の問題からパワードスーツが着用できないため、ありったけの増加装備を着用した、今で言うメカ少女のようなスタイルを披露している。また、80年代から注目され始めたイラストレーターの空山基の描く、メタリックなシルバーのメカ部分を持つ美女、あるいは柔らかな曲線の完全メカ美女は、萌えとは違ったアプローチで描かれたメカ少女である。1990年代半ばから2000年にかけて、コンピュータ及び通信ネットワークの発達にともない、アマチュアのCGクリエイターの画像が巷に出回るようになると、様々な擬人化手法としてメカ少女が組み入れられ、実在の戦車や戦闘機をイメージしたパーツを着けたものやトータルイメージをあらわすキャラクターとしてのメカ少女が登場する。前者は島田フミカネのメカ娘としてフィギュア化もされ、後者は『戦闘妖精雪風』のスピンオフキャラ、メイヴちゃんとして人気が高まり『戦闘妖精少女 たすけて! メイヴちゃん』として単独映像作品化もされている。

出典:wikipedia

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