きのみとは、『ポケットモンスター』シリーズの作品中に登場する架空の植物の分類体系であり、その果実でもあるアイテムの総称。本項目ではゲーム本編を中心に、各作品におけるきのみの扱いについて解説する。類似アイテムである「ぼんぐり」についてもここで記述する。低下したHPやPPを回復したり、毒などの状態異常を治療する。本作からポケモンに道具を持たせることができるようになったが、人間の作った道具は使えないという設定から自然物である回復アイテム「きのみ」が登場した。あらかじめポケモンに持たせておけば、HPが一定値を下回った時や状態異常に冒された時に即座に効果を発揮する。一度きりの使い切りで通常の回復アイテムより効果は薄いが、通常のアイテムが使用できない通信対戦やバトルタワー戦では効果的といえる。きのみの中にはHPが一定値を下回ったときに効果を発揮し、特定の能力を高めるものもある。使い捨てであるが使い方次第では戦況を逆転させることも可能。いずれも大変な貴重品であり、ポロックやポフィンの材料としての効果も高い。DS版では特定タイプのダメージを受けることが引き金となって発動するきのみも新登場した。DS版から新たに登場。特定タイプ(弱点となる場合に発動するものがほとんど)のダメージを一度だけ軽減することができる。DS版ではポケモンが持っているきのみに影響するわざ(技)が新たに登場した。、ダメージを抑えるものと同じになる。『エメラルド』以降の作品では従来は効果が無かったきのみにポケモンの能力ごとに設定されている内部経験値(きそポイント)を低下させる効果が追加された。これによってポケモンの育て直しがある程度可能となった。『エメラルド』および『ブラック・ホワイト』以降の作品では1つの能力を最小まで調整するための最大必要数が26だが、『ダイヤモンド・パール・プラチナ・ハートゴールド・ソウルシルバー』では11である。全てのきのみに味や「なめらかさ」といったパラメータが設定されており、ポロック(『ルビー・サファイア・エメラルド』)やポフィン(『ダイヤモンド・パール・プラチナ』。マフィンのようなもの)というポケモンのお菓子の材料となる。ポロック・ポフィンの材料以外に用途が無いものもいくつか存在する。主な入手法は各地にある「みのなるき」。一度に1つずつしか採れないが、カートリッジ内蔵時計の日付が変われば再入手が可能である。きのみの名前は「どくけしのみ」などの効果を現す名称が多い。「ナゾのみ」はカードe+からデータを読み込むことで姿形や効果、味のパラメータが変化する。基本的にはデータ互換のある『ルビー・サファイア・エメラルド』と共通である。しかしカートリッジに内蔵時計が無いので栽培することはできず、きのみブレンダーも無いのでポロックを作ることもできない。なお、本作ではきのみを入れるアイテムとして「きのみぶくろ」が登場する。主な入手方法は「落ちているものを拾う」「ポケモンの特性『ものひろい』で拾う」「きのみを持った野生のポケモンを捕まえるか奪う」であり、前者は特定の地域にあるものを除いて一度しか採れない。『ファイアレッド・リーフグリーン』『エメラルド』では通信することで全てのきのみを「クラッシュ」して粉にでき、アイテムと交換することができる。この「クラッシュ」はワイヤレス通信専用のミニゲームである。このゲームはワイヤレスアダプタで通信可能な最大人数である5人までプレイすることができるので、『ファイアレッド・リーフグリーン』『エメラルド』のプレイ人数が「1 - 5人用」となっている。『ルビー・サファイア』などのGBA版と通信できるという特徴からか、「ナゾのみ」のバリエーションを除く全てのきのみがそのままの効果で再登場している。また、ソノオタウンのフラワーショップではきのみとコンテスト用のアクセサリーを交換してもらうことができる。オリジナルである『金・銀』とは異なり、基本的にはデータ互換のあるGBA版以降の作品と共通である。自生していないが、「ポケウォーカーでのダウジング」・「かけらとの交換」・「主人公の母親が買ってくる」などといった方法で入手することができる。本作ではフィールド上に「ふかふかのつち」が存在しないため「きのみプランター」というアイテムを利用して栽培することができる。このプランターは1度に4つまでしか同時に育てられないが、移動しながら育てることが可能となっている。イッシュ地方ではきのみが珍しいものとされているため自生しておらず、「ふかふかのつち」も「きのみプランター」に準ずる道具も存在しない。ゲーム内では特定の人物からもらう・野生のポケモンから奪う等の方法で入手するのみで、栽培は一切できない。そのため、後述する連動Webサイト『ポケモンドリームワールド』内で栽培することになる。ほとんどのきのみがほぼそのままの効果で再登場してはいるが、過去作からきのみを含めた道具を転送することができないため現在のところNPC専用のきのみがいくつか存在する。第4世代では新しく「こやし」という道具が登場している。こやしを土にまいてからきのみを埋めることで、まいたこやしの種類に応じてきのみが結実するスピードなどをある程度調節することが可能となった。『ブラック・ホワイト』連動Webサイトの『ポケモンドリームワールド』では「ゆめしま」にて拾う・他のプレイヤーと交換するなどしてきのみを入手することができる。このサイト内でしか入手できない・入手が困難なきのみも多い。入手したきのみはゲームシンクを通して『ブラック・ホワイト』に送れるほか、自分のホームにある「はたけ」で栽培することができる。他プレイヤーのホームへ行って水やりをしたり、逆に水やりをしてもらうことも可能。またここではきのみが通貨の代わりなどとしての役割も持っており、下記のようなことにも使われている。『ポケモン不思議のダンジョン』シリーズには一部のきのみが登場する。効果は基本的に本編と同じだが、一部調整されているものもある。また、食べると「おなか」が少しだけ回復する。栽培することはできないが、ダンジョンで拾ったり店で買ったりすることで複数入手できる。同様のアイテムとして「タネ」も存在する。アニメ版・カードゲームでも登場している。アニメではサトシら人間が食べる描写もあったほか、「ポケモンフーズ」の味付け用としても使われていることが説明された。『金・銀・クリスタル』『ハートゴールド・ソウルシルバー』に登場するアイテム。ぼんぐりには「赤」「黄」「青」「緑」「桃」「黒」「白」の7種類が存在し、アイテム「ぼんぐりケース」に入れて管理することができる。同じ木からは1日1個しか採れないが、日付が変われば再び入手が可能。
出典:wikipedia
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