茨城県立下館第一高等学校（いばらきけんりつ しもだてだいいちこうとうがっこう）は、茨城県筑西市（旧・下館市域）にある県立高等学校。通称「館一（だていち）」「館高（だてこう）」。1923年（大正11年）創立。組合立商業学校として創立されたことから、かつては実業学校の性格が色濃く、また戦後もしばらくは普通科・商業科・工業科が設置されていたが、鬼怒商業高等学校、下館工業高等学校の創立に伴い実業系学科は廃止された。2011年3月に定時制が閉課程し、現在では全日制の普通科のみとなっている。1959年（昭和34年）には夏の甲子園への初出場を果たした。ディベート甲子園（2005年関東甲信越大会優勝）、俳句甲子園（2005年準優勝）の常連校でもある。一、筑波の西に緑野あり　鬼怒の流れに濯われて　　花匂わしく咲くところ　聳えて高しわが母校二、叡智の森は深けれど　こころを協せ究めゆく　　若き希望の灯火に　想ひは楽し身はつよし三、高き理想を追ふ者の　行くは正義の大路のみ　　われらがここに学びたる　教は永久の旗じるし四、使命に燃ゆる眉あげて　われらは進むたゆみなく　　光栄ある文化日本を　世界が仰ぐその日まで　　一、紫雲棚引く雄筑波の　山の霊気を肝にうけ　　流れはつきぬ鬼怒川の　水の精気を情にとり　　螺城のほとりかすみだい　千余の健児おどりたつ　　覇気満々の雄魂は　不倒の意気にもえたてり　　起つは健児今なるぞ　起つは健児今なるぞ　　正々堂々勝て勝て勝て　正々堂々勝て勝て勝てニ、風雲怒る戦場に　千軍万馬に向かうとも　　鎧の袖のひとふれに　なぎ倒さんはいとやすし　　されど若人心せよ　小敵たりとも侮るな　　大敵たるとも恐るるな　力のかぎりつくせかし　　打つは健児今なるぞ　打つは健児今なるぞ　　正々堂々勝て勝て勝て　正々堂々勝て勝て勝て一、雄々しき筑波　背にうけて　　打倒の意気ぞ　敵を呑み　　栄ある勝利　めざしつつ　　今こそ我等　闘わむ　　起てや！館高！健男児ニ、期する栄冠　ゆるぎなく　　阻む障害　薙ぎふせて　　必勝の旗　かかげつつ　　今こそ我等　闘わむ　　捷てや！館高！健男児三、重ねし辛苦　甲斐ありて　　強敵屠る　歓びに　　大戦捷旗　かざしつつ　　あぐる名誉の　鬨を　　誇れ！館高！健男児

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