サマーフェスタ イン ひさいとは、三重県津市久居地域において、毎年8月第一週の土曜日に行われる夏祭りである。この夏祭りの呼び物は、花火大会である。花火大会の会場は陸上自衛隊第10師団第33普通科連隊のグラウンドを利用するが、建て込んだ市街地にあるグラウンドで花火を打ち上げるので、打ち上げ場所と観覧場所との距離が取れない。このため、観客から間近の所で打ち上げられた花火が大音響とともに観客の頭上で開き、観客の頭に花火の燃えカスやときには火の粉が降り注ぐなど、大迫力の花火が体感できる。あまりの大迫力ゆえ、一度でも「ひさいの花火」を見たものは、もはや普通の花火では満足できない、とまで言われている。また、小さな街のローカルな花火大会に過ぎないのだが、花火会場が近鉄久居駅から歩いてすぐなので、「ひさいの花火」に魅了された人々が、近在近郷はもとより、遠方からはるばる詰め掛ける。市街地ど真ん中の花火大会なので近隣住民は花火会場に出かけるまでもなく自宅から花火を観賞できるので、花火大会会場に詰め掛けるのは遠方から来た観光客が多いようである。久居市は市町村合併により現在の津市の一部(久居地域)となったが、当然、津市にも大正時代から続く伝統の津花火大会があるため、「サマーフェスタ イン ひさい」の花火大会が中止されるのではないかとの懸念の声が、旧久居市民のみならず、観光客からも上がっている。また、年を追うごとに観光客が増え、ますます賑やかなイベントになっているが、お祭り費用の捻出が年々厳しくなってきている。2008年度の「サマーフェスタ イン ひさい」の際には、青年会議所や観光協会が中心となり、費用の窮状を訴える文書と寄付金の振込用紙を各家庭に配布(旧久居市民が主な対象)し資金提供を呼びかけた結果、例年通りの開催に漕ぎ着けたが、今後も予算面での課題が大きくのしかかってきている。
出典:wikipedia
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