ハロー!パックマンは、1994年8月26日にナムコ(後のバンダイナムコゲームス)より発売されたスーパーファミコン用ゲームソフトである。本作は、各ステージごとにパックマンの妻であるミズ・パックマンに命じられた様々な用事をこなしていくことが目的のアクションアドベンチャーゲーム。プレイヤーはパックマンをほとんどの場面で直接操作することができないが、矢印による方向指示やパチンコでパックマンを誘導することができる。画面のどこかにパチンコを当てなければイベントが発生しないなど、謎解きの要素もある。ステージによってはハンググライダーやトロッコに乗って進むことがあるが、いずれもアクションの難易度は高い。プレイヤーが誘導せずにそのまま放置していると勝手にパックマンは歩き出し、何らかの事故かトラブルに遭遇し、最悪悲惨な目に合う(当然、プレイヤーが故意に起こすこともできる)。残機の設定はなく、行動不能に陥っても最後に来た場所からやり直すことができる。道中には宿敵の「ゴースト」が出現し、パックマンを恐怖のどん底に陥れてしまう。基本的にパックマンがゴーストに遭遇すると恐怖でおろおろ逃げ回る。ゴーストを退治する場合はプレイヤーがパチンコで「パワーエサ」をパックマンに与えて、「スーパーパックマン」に変身させる必要がある。これまでのパックマンのお馴染みのドットイートゲームではなかった、ギャグ色が非常に強いことが特徴である。当時としてはゲーム中の背景の色使いがよく、パックマンのアニメーションパターンが1000枚以上存在し、喜怒哀楽やこける様子、何かに当たり散らす様子、時折奇怪に笑ったりとパックマンの豊かな行動や表情を多彩に表す。これらの移り変わる状況を楽しむのも、本作の醍醐味である。本作をプレイするにあたって重要になる要素は、パックマンの「機嫌」である。パックマンは状況により様々な表情を示し、些細な出来事で変化する。機嫌が良いとプレイヤーの指示を素直に従うが、あまりにテンションがあがりすぎると暴走しトラブルに巻き込まれやすくなる。また、機嫌が悪くなるとプレイヤーの指示を無視して勝手に行動を始める。行動によってはしばしば無気力状態に陥り、最悪の場合は顔面蒼白で地面にうずくまってしまう。パチンコをパックマンの顔面に当てることで故意にパックマンの怒りを誘発させることができ、怒らせないと攻略できない場面もある。各ステージに隠されたカセットを集めるとボーナスゲームができる。
出典:wikipedia
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