『ミナミノミナミノ』は、秋山瑞人著の小説（ライトノベル）。電撃文庫刊。イラストは駒都えーじ。2005年に1巻が刊行され、巻末に2巻に続くとあるが、2016年5月現在2巻は発売されていない。八回目の転校先は進学校であり、正時は転校初っ端のテストでこてんぱんに打ちのめされ、「このままでは行ける高校がない」とまで言われてしまう。予備校に通う夏休みを想像していた正時だったが、叔母のリカ姉に「南の島に行かないか」と誘われ、勉強の環境も最適だなどと口車に乗せられ承諾してしまう。当初はリカ姉と二人で行くはずだったが騙され、岬島に一人で行くこととなる。そこでは、島民が正時を暖かく迎えてくれた。しかし、春留の使う不思議な力や蟹を忌み嫌うといった普通とは違うこの島独特の違和感があって･･･。

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