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グランド・セフト・オート・サンアンドレアス

『グランド・セフト・オート・サンアンドレアス』(Grand Theft Auto:San Andreas)は、アメリカのロックスター・ゲームズ社(制作はロックスター・ノース)より発売されたオープンワールド型クライムアクションゲーム。グランド・セフト・オートシリーズの第5作目、グランド・セフト・オートIIIシリーズの第3弾にあたる。略称はGTASA。2004年10月26日にPlayStation 2北米版が発売され、その後もWindows版、Xbox版と様々なプラットフォームで発売された。日本語版の発売はホットコーヒー問題によって遅延し、大幅に仕様変更された物が2007年1月25日にPS2で発売された。2013年には、スマホ向けアプリとして完全移植(+α)版も発売された。PlayStation 3版が2015年12月17日に発売された。本作の舞台は1992年のアメリカ西海岸の架空の州「サンアンドレアス」である。州内には3つの大きな都市(「ロスサントス "Los Santos"」、「サンフィエロ "San Fierro"」、「ラスベンチュラス "Las Venturas"」)があり、その他にも山岳地帯や砂漠など、シリーズ中で最も広大な範囲を持つ。主人公はカール・ジョンソンという名の黒人であり、彼の家族と彼が所属するギャング団を守るため、サンアンドレアス中を駆け回る。シリーズとしては前作『VC』と同じく『III』に関係するものとなっており、その2作(及びその外伝作品)の登場人物も作中に登場する。特に本作においては、それまで不明であった『III』の主人公の名前が「クロード・スピード」であると判明した。従来、GTAシリーズはその過激な内容から世論の槍玉に上がりやすかったが、特に本作では「ホットコーヒー問題」が持ち上がり、連邦取引委員会が動いたり、本件が原因の法案が提出されるなど、アメリカで大きな社会問題を引き起こした。本作のPS2版は全世界で最も売れたPS2用ソフトである。約2300万本以上と言われている。1992年、アメリカ合衆国サンアンドレアス州。5年前、弟の死をきっかけに故郷グローブストリートを離れ、東海岸のリバティーシティで暮らしていた元ギャングのカール・ジョンソン(通称CJ、シージェイ)は、母親が何者かに殺されたという一報を受け、ロスサントスへ帰郷する。帰着早々、トラブルに巻き込まれるCJ。因縁ある汚職警官フランク・テンペニー一味に見つかり、彼らが犯した警官殺しの罪を擦り付けられ、以降その汚れ仕事を請け負うことになってしまう。CJを待ち構えていた難題はそれだけではなかった。彼が生家に帰ると、兄のスウィートが率い、かつて自身も所属していたギャング団「グローブストリート・ファミリーズ」は、ドラッグと抗争の末に弱体化の一途を辿っていたことが明らかになる。彼の不在を責めるスウィートと仲間たち。奮起したCJは、スウィートを始めギャング団の古参メンバーであるビッグスモークやライダーと協力し、他のギャング団との抗争を経て少しずつファミリーを立て直していく。しかし、ファミリー再建に奮闘する最中、CJはテンペニーの企みによってロスサントスを追い出されてしまうことになる。ファミリーと切り離され、見知らぬ土地で孤立無援となった彼は、兄とグローブストリートを救うため、ラスベンチュラスやサンフィエロなど、サンアンドレアス州を転々としながら協力者を確保し、成り上がっていく。本作はプレーヤーの自由度が大幅に上昇しており、個々のプレースタイルによって個性的なCJを操作することとなる。また、マップが広大になった分、遊ぶ要素も増えており、達成度を100%にするために要する時間は前作の倍以上といわれる。しかし、PS2日本語版に関しては「ホットコーヒー問題」に端を発する大幅な修正が加えられており、ここで示すいくつかの内容も修正されている(詳しくは#PS2日本語版の項を参照)。本作の売りの1つである車両(乗り物)も新たに多く追加された。一般車両(普通自動車)以外には、自転車やキッズカートといった物から、大型自動車(タンクローリー・トレーラー)、重機(ブルドーザー・ダンプカー・ミキサー車)、農業機械(トラクター・コンバイン)といった物まで多種多様となっている。航空機についても、それまでは軽飛行機とヘリコプターのみだったが、大型ジャンボジェットや戦闘機の操縦が可能となっている。サンアンドレアス州を一周する経路を持つ列車も存在する。その他、変わり種として背部に装着して空を自由に飛びまわる「ジェットパック」が追加されている。新たな要素としては、特定の改造ショップに入ることで色やパーツなどを任意にカスタマイズすることが可能である。単純に外見を変更する以外にも車高を下げたりニトロを搭載するなど、加速性能や操作性を向上させたりすることができる。ペイントショップの仕様は従来と同様。また、本作は各種乗り物の運転・操縦のスキル値が存在し、これを上昇させることで操作性を向上させることが可能となっている(例えばバイクスキルが高くなると転倒しにくくなる)。通常の運転によってスキル値は上昇するが、各地にある4種の乗り物の学校(自動車・バイク・飛行機・船舶)での課題をクリアすることによって、スキル値を大きく上げることも可能。本作はプレーヤーの能力・外見に対しての自由度が大幅に上昇している。服装の自由度が大幅に向上した他、床屋で髪型を変えたり、身体にタトゥーを入れることが可能になった。また、従来のスタミナ値・肺活量に加えて、体脂肪量・筋肉量も新たに追加され、食事や運動の頻度によってこれら値が増減し、CJの能力・外見にも影響を与える。関連して空腹度も存在し、定期的に食事をしないと体脂肪量・筋肉量の減少の他、最終的にライフも減っていってしまう(ライフが最小の場合はそれ以上減ることは無い)。セーブを行うと空腹はリセットされる(食事としてはカウントされない)。この他、ギャングメンバーを従えるリスペクト値や、ガールフレンドを作るために必要なセックスアピール値も存在する。基本的には前作のシステムを踏襲しており、武器(アイテム)の種別が同じ場合は1種しか持つことができない。サイレンサー付き拳銃、短銃身ショットガン、熱追尾式ロケットランチャーなど新たに追加された武器も存在する。この他、アイテムとしてスプレー缶、消火器、パラシュートなどが追加されている。ガールフレンドへのプレゼント用として、花束とディルドも存在する。本作は、武器にも種別ごとのスキル値が存在し、武器の使用回数を重ねるなどしてスキルを上げることで連射速度・装填速度・命中精度を向上させたり、二丁持ちといったことが可能となる。アクションについても大幅に増えている。ジャンプして壁や金網によじ登るといった基本動作の他に、各地のジムなどで覚えられる格闘攻撃が存在する。また、ナイフを装備した状態で相手の背後から忍び寄って攻撃すると、一撃で殺害し、かつ手配度が上昇しない「ステルス・キル」が発動する。フィールドサイズは前作『VC』の約5倍と広大である。従来、それ1つでマップ全体であった規模の都市部は3つ存在し、その他に山岳地帯、砂漠、農村なども存在する。ゲームシステム上は都市を中心とした「ロスサントス (Los Santos)」「サンフィエロ (San Fierro)」「ラスベンチュラス (Las Venturas)」の3つのエリアに分けられるが、都市間の森林地帯や都市部に含まれない町村を主に指して、さらに5つの郡(カウンティ)に分けられる。広大になったが、本作においてはゲームエンジンの変更によって、前作でマップの移動の際に表示されていたデータロードがシームレス化され、自然な状態でのマップ移動が可能となっている。反面、建物に入る際にはロードが必要となった。「サンアンドレアス」自体は、初作『GTA』に登場するが、州ではなく都市であった(本作で言うサンフィエロのような街)。また、その名称は、それぞれの都市のモデルとなったロサンゼルス、サンフランシスコ、ラスベガスを横断するサンアンドレアス断層に由来している。本作は、ストーリー上ギャングが重要な要素となっており、それに伴って本作特有の(あるいは本作から追加された)システムがいくつか存在する。主人公には先述のようにリスペクト値が新たに追加された。これは主にメインミッションをクリアすることで上昇する。リスペクト値が上昇すると、その値に伴って護衛(仲間)として連れて行ける(グローブストリートの)ギャングメンバーの数が増える(最大7人まで)。この機能によって、グローブストリートのメンバーに話しかけることでその場で仲間として連れ歩くことが可能である。また、待機といった命令を行うことも可能となった。彼らは敵対ギャングのメンバーを見つけると自動的に攻撃を仕掛けるため、後述の縄張り争いなどで役立つ。また、特筆すべき点としてギャングの縄張り争いがある。ロスサントスには各地に点在する形でギャングの縄張りが存在し、マップ上にはそこを支配しているギャングのギャングカラーが表示される。縄張りを増やすことによって収益が増加し、拠点(CJの実家)でアガリを得ることができる(前作の物件ミッションでの収入に近い)。また、一定量の縄張りが最終ミッションの開始条件となっているなど、ストーリー上でも重きをなしている要素である。縄張りは奪うだけではなく、奪われる可能性もあり、他ギャングの進撃によって抗争が始まった場合は基本的にその縄張りへ急行する必要がある。ロスサントスの前作でいうパッケージ集めは、ギャングタグの書き換えとなっており、コンプリートによる単純なパッケージ特典以外にも仲間の武器が強力になったりする。本作ではガールフレンドを作ることができる。ガールフレンド候補は6名おり、それぞれに好みなどの個性が存在する。複数の女性(最高は全員)とまとめて付き合うも可能だが、殺したり殴ったりすると2度と会えなくなる。原則として付き合うには、セックスアピール値と相手の男性の好み(体脂肪量・筋肉量、つまりマッチョやデブ)が関係し、条件を満たせば話しかけることによって付き合えるようになる(隠しパッケージのオイスター集めを全て集めると、これら必要条件が無くなり、自由に付き合えるようになる)。付き合うようになるとデートを行えるようになり、デートコースなどを指定できる。この時、相手の好みにあった場所に連れていくと愛情度が上がる。また、愛情度が一定値を超えると、デートの終わりに相手からコーヒーブレイクに誘われるが、これに関係してホットコーヒー問題が起こった(詳細は#コーヒーブレイク(ホットコーヒー問題)を参照)。ガールフレンドと付き合うと、それぞれに特典があり、本作では従来の特定車両ミッションでの特典だった物が一部この特典に変更されている。基本的に付き合うだけで特典が付くが、さらに愛情度に応じて特殊な車両やスーツも付くようになる(詳細は登場人物の項を参照)。このシステムは次作『IV』にも受け継がれており、ガールフレンド以外にも親友と遊べる同様のシステムに発展している。本作も多様な犯罪組織がストーリーに影響を持つ。ロスサントスには主人公が所属する(同時に物語の舞台ともなる)グローブストリート・ファミリーズを含めて4つのストリートギャングが存在し、互いに縄張りを巡って抗争している。また、全てのギャングがVにも登場する(しかし、グローブストリート・ファミリーズに相当する組織は2013年時点でグローブストリートがバラスの縄張りとなっているためか、単に「ファミリーズ」と呼ばれるようになっている上にVとSAの世界観は別物であるために本作品とVではギャングカラー以外の設定は大きく異なる)。CJがトライアドのウージーとビジネスパートナーとなるためにストーリー上で抗争に関わることもあるが、基本的にミッション中以外でCJが関わることはない(また、襲われたりもしないが、逆に攻撃すると反撃される)。いずれもリバティーシティに拠点を持つイタリア系のマフィア。『III』や『LCS』にも登場し、物語の主要な位置を占める。また、本作においてはラスベンチュラスの権益を巡って「カリギュラスカジノ」を基軸に三つのマフィアが争っている(ジョニー・シンダッコが入院するまで表立った抗争は無かった)。利害の調整役としてフォレッリの顧問弁護士であったケン・ローゼンバーグがカジノマネージャーとして雇われており、ここにCJとウージーが経営者を務めるトライアドのカジノ「フォードラゴンズ・カジノ」が新規参入し、CJはフォードラゴンズ・カジノを守るためにマフィア抗争の中を暗躍する。前作と同様に本作も豊富な カーラジオ局があり、例えば2pac、N.W.A.などのヒップホップを始めオルタナティブロックやハウスミュージック、その他カントリーミュージックなどで多彩なジャンルの音楽が楽しめる。作中で流れる楽曲は、これも前作と同様にサウンドトラックとして発売されている。また、PC版ではMP3形式またはWMA形式の音楽データを用いることによって、外部から取り込んだ曲をカーラジオで流すことが可能である。先述のように本作はガールフレンドと付き合えるシステムがあり、親密度を高めるとデートの終わりに相手からコーヒーに誘われる。これにプレイヤーが応じると、カメラが建物の外に固定された状態で、喘ぎ声やベッドの軋みといった性行為を表現する音声が流れる。SAの性的表現は、このような間接的な物に留めており、ESRBレーティングも17歳以上向けの「Mature」であった。しかし、このコーヒーブレイクは、実はミニゲームとして性行為が行えるプログラムが組み込まれた状態にあり、それは発売にあたって実装されず、機能自体は封印されていたものの、データとして依然として存在していた。また、このミニゲームは、ミニゲームとは言え、キャラクターの全裸や部屋着のスキン(肌)データから、体位の変更といったことも可能な仕様であった。当時38歳のオランダ人MOD製作者パトリック・ウィルデンボルフ(PatrickW)は、この隠されたミニゲームを発見し、「HotCoffee(ホットコーヒー)」というMODでロックを解除できるようにした。このことによって、本来は封印されていた性的なミニゲーム(直接的な性描写)が明らかとなり、(元々GTAシリーズは世論の非難があったが)アメリカで大きな社会問題となった。当初は、データの存在を否定していたロックスター社も、最終的にはデータの存在を認め、販売元で親会社のテイクツー・インタラクティブ社と共に各種対応や訴訟問題の解決にあたった。このことによって、ESRBレーティングは直接的な性描写を含む「Adults Only 18+」に引き上げられたが、後に該当データを削除した新バージョンを発売し、「Mature」に戻った。日本語版においては、コーヒーブレイクのシステムはあるものの、性的ミニゲームのデータの除去をし、喘ぎ声といった音声が流れるシーンも全面にわたってカットされている。当初、日本語版は2005年秋に発売予定であった。しかし、ホットコーヒー問題がアメリカで大きな社会問題となると、その余波を受けて日本国内でも規制論争が活発となった。PS2の発売元であるソニー・コンピュータエンタテインメント(以下SCE)といったハードメーカーが自主規制の強化を表明し、その原因であるSAの発売も暗礁に乗り上げた。どのハードから発売されるかも未定となり、2006年1月と発表された新たな予定日を過ぎても、何の音沙汰もない状態が続いた。2006年5月29日にカプコンの辻本憲三社長が「まだ検討段階」と前置きした上で、米国で問題となっている性的描写部分を削除し、ゲーム業界団体の審査を経た上で、2006年末にプレイステーション2向けに発売するとの見解を述べた。その後、同年11月に入り発売日などの情報が公開され、10日に日本語版公式サイトもオープンした。そして2007年1月25日にCERO審査「Z(18歳以上のみ対象)」で発売された。日本語版は後述するように、問題となったコーヒーブレイクに対し、修正された北米版以上の修正が加えられ、さらにコーヒーブレイクとは関係しない暴力・性的シーン全般にも修正が加えられた。なお、次作『グランド・セフト・オートIV』の日本語版は暴力・性的表現には修正無しで同じカプコンより発売された。日本語版のみの追加要素は無いが、約20分の本編開始前の物語を描いたインストロダクションDVDが早期購入特典として付いた。このDVDは北米版スペシャルエディションの特典DVD内の「SAN ANDREAS:THE INTRODUCTION」に日本語訳をつけたものである。北米版DVDではロックスターゲームスが手がけた「SUNDAY DRIVER」というドキュメンタリー映画も収録されていたが、これは日本版特典DVDでは省かれている。SCEによる修正要求箇所は60ヶ所以上に及び、これに伴いロックスター社は様々な調整を行った。日本語版の発売元であるカプコンは、公式にサイトにおいてゲームの達成度は問題なく100%になると発表した。主な修正点は以下の通り。人体の切断など、従来の日本語版でよく規制対象となった物も含まれるが、全体的に他に例を見られないほどの強い規制が加えられた。このため、日本語翻訳版攻略本もこれらに沿って該当記事が削除され、空白になっていたりイラストに挿げ替えられたりしている(例をあげると2007年1月25日にカプコンから発行されたオフィシャル・ストラテージガイド日本語版には削除された採石場のミッションが掲載されている)。なお、iOS版はじめスマートフォン版ではこれらの規制のほとんどが取り払われた。

出典:wikipedia

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