トップウェストは、関西ラグビーフットボール協会が主催する地域リーグである。ジャパンラグビートップリーグ発足前は、関西社会人リーグという名で、日本におけるラグビーの最上位リーグの一つとなっていたが、2003年からは、トップリーグとそのトップリーグへの登竜門の一つとして「トップウェスト」に改編された。2015年度は、A(1部)・B(2部)・C(3部)(トップリーグから見てそれぞれ2・3・4部の順に相当する)の3部によって構成され、Aの上位チームがトップリーグ昇格をかけたトップチャレンジへの挑戦権を得られる。2003年、トップウェスト初年度のメンバーチームは関西社会人リーグから、トヨタ自動車、豊田自動織機、大阪府警察、NTTドコモ、中部電力、ホンダ、JR西日本、ユニチカの8チーム。トヨタ自動車が優勝し、トップチャレンジを勝ち抜き、翌年のトップリーグに自動昇格。準優勝の豊田自動織機 は入替戦に出場するもリコーに敗退。2004年度には豊田自動織機が優勝するも、トップチャレンジで総合3位となってしまい、入替戦でまたもリコーに敗退。準優勝のホンダは入替戦でワールドに敗退。2005年度はトップリーグより降格した近鉄が優勝したが入替戦で福岡サニックスに敗退、準優勝のホンダも入替戦でリコーに敗退。またこのシーズンJR西日本はJR福知山線脱線事故を受けて、全試合棄権、トップウェストAからも降格した。2006年度は連覇した近鉄が入替戦でIBMと引き分けたが規定で昇格ならず、準優勝のホンダはまたも入替戦でリコーに破れ敗退。2007年度はトップリーグよりワールドが降格、近鉄、ホンダ、豊田自動織機らの強豪がひしめく熾烈なリーグとなった。また、初めてトップウエストでリーグ戦後に順位決定を行う方式を採用した。その順位決定戦1回戦、近鉄(リーグ3位)がホンダ(リーグ2位)を破った。さらに近鉄はワールド(リーグ1位)にも勝ち、優勝。トップチャレンジでもマツダ、横河電機にも勝ちトップリーグに自動昇格。準優勝のワールドは入替戦で日本IBMに敗退。2008年度は、優勝のホンダがトップチャレンジを勝ち抜き自動昇格。準優勝の豊田自動織機は入替戦でサニックスに敗退。またこのシーズン3位のワールドはトップチャレンジ出場をかけたプレーオフで敗退し2期連続でトップリーグ復帰ができなかった後、社員選手だけで活動する方針が大量退部の影響で部員数が激減したことを受けて事実上休部。トップウェストからも撤退した。2009年度はワールドの休部・撤退に伴う補充はせず、トップウェストAは5チーム、2回戦総当たりで行われた。結果、豊田自動織機が全勝優勝。トップチャレンジ1で2位に入り、トップリーグ自動昇格を決めた。また、NTTドコモが準優勝し初めてトップチャレンジに臨んだが、トップリーグ初昇格はお預けとなった。2010年度のトップウェストAは5チーム。NTTドコモがトップリーグから降格したホンダとの優勝争いを制し、トップチャレンジ1も全勝。1年越しの悲願を果たすとともに日本選手権初出場も決めた。さらに、トップチャレンジ1の2位にはトップチャレンジ2から勝ち上がってきたホンダが食い込み、トップウェストのチームがトップリーグ自動昇格の2枠を独占する結果となった。2011年度のトップウェストAはJR西日本が加わり、4チーム、2回戦総当たりで行われた。トップリーグから降格した豊田自動織機が全勝優勝し、2位に中部電力が入ったが、豊田自動織機は入替戦で敗退、中部電力はトップチャレンジ2で敗退したため両チームともトップリーグ昇格はならなかった。2012年度のトップウェストAは再び5チームで行われ、豊田自動織機が2季連続で全勝優勝。トップリーグ自動昇格こそ逃したものの、入替戦でサニックスを振り切って3季ぶりのトップリーグ復帰を決めた。2位にはトップリーグから降格したホンダが入ったが、トップチャレンジ2で敗退した。2013年度のトップウェストAは4チームで行われた。ホンダが優勝し、2位に中部電力が入ったが、ホンダは入替戦で敗退、中部電力はトップチャレンジ2で敗退したため両チームともトップリーグ昇格はならなかった。2014年度のトップウェストAは同じく4チームで行われた。ホンダが2季連続で優勝を果たし、トップチャレンジ1に出場し、三菱重工相模原、九州電力、釜石に勝利して全勝でトップリーグ昇格を決めた。2位には大阪府警が入ったが、トップチャレンジ2で敗退した。2015年度はホンダが昇格した代わりに、2014年度A1の三菱自動車京都、ユニチカが加わり、5チームで行われる。また2ステージ制になり、1stステージでは全チーム総当たりで行われ、2ndステージでは5位のチーム以外の4チーム総当たりで行われる。なお5位のチームはトップウェストBの優勝・準優勝チームと3チーム総当たりで入替リーグ戦を行う。大阪府警が優勝し、2位に中部電力が入ったが、大阪府警は入替戦で敗退、中部電力はトップチャレンジ2で敗退したため両チームともトップリーグ昇格はならなかった。2007-08シーズンからプレーオフ(順位決定戦)が導入された。リーグ戦の成績上の優勝はレギュラーシーズンの1位チームの扱いとなり、この大会はプレーオフ選考順位決定のために行われる。リーグ戦終了後上位3チームがプレーオフに臨む。まずレギュラーリーグ戦2位と3位により1回戦を行い、その勝利チームが1位チームと決勝戦を争い、トップチャレンジ出場順位を確定させる。2008-09シーズンは、リーグ戦1位~3位グループ、4位から6位グループにわけ、順位決定戦を行う。トップウェストAの1位は「トップチャレンジ1」へ進み、2位以内に入れば自動昇格、3位でも入れ替え戦に勝てば昇格できる。2位は「トップチャレンジ2」へ進み、1位なら入れ替え戦へ進出。そしてトップウェストのチームがトップリーグに昇格になった場合、トップリーグから落ちるチームがトップイーストかトップ九州であればトップウェストA1から下のリーグからも自動昇格となる。2010年からトップチャレンジの方式が一部変更され、チャレンジ1・2の進出チームの順位については変更されないが、チャレンジ2がチャレンジ1出場をかけた事実上の予選となり、ここで1位になるとチャレンジ1に参戦でき、そのチャレンジ1の成績により自動昇格(2位まで)、または入れ替え戦進出(3・4位)が決まる方式と成った。2013年度から自動昇格は1位のみとなり、2位も入れ替え戦に回る。前年(2015-2016)シーズンの成績上位順に記載。府県リーグ降格休部枠内が色は上位リーグ昇格、枠内が色は下位リーグへ降格、枠内が色は休部・解散
出典:wikipedia
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