大和警察署(たいわけいさつしょ)は、宮城県警察が管轄する警察署のひとつである。1887年に吉岡警察署として発足し、1981年に改称した。大和警察署の淵源は、1875年(明治8年)に近代警察を発足させた行政警察規則の施行により、宮城県古川に宮城県警察掛第二出張所(後の古川警察署)が置かれたときにさかのぼる。このとき黒川郡吉岡に古川出張所に属する吉成屯所が置かれた。当時県内には後の警察署に相当する4出張所があり、屯所は合計10あった。翌年に配置変更があって5出張所16屯所になり、吉岡屯所は仙台の第一出張所の下、その五番屯所と称した。その翌年、1877年(明治10年)に呼称の変更があり、番号をやめ、屯所を分署に改称して仙台警察署吉岡分署になった。1886年(明治19年)8月に一郡一警察署の原則が決定されると、吉岡分署は黒川郡の警察署として吉岡警察署に昇格した。署長は警部の階級を帯びるべきであったが、このときは一時に警察署が増えたため資格者が足りず、初代署長には三浦孝之を署長心得として任命した。翌年には小村直貫警部補が中新田警察署と兼務した。やがて警部が署長に任じられるようになったが、県内では比較的小さな警察署であった。
出典:wikipedia
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