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上茶路駅

上茶路駅(かみちゃろえき)は、北海道白糠郡白糠町上茶路にあった日本国有鉄道白糠線の駅(廃駅)である。白糠線の廃線に伴い1983年(昭和58年)10月23日に廃駅となった。廃止時点で、島式ホーム片面使用の1面1線を有する地上駅であった。そのほか、貨物取扱の名残である側線を有していた(1983時点で駅舎側に3本、うち2本は駅舎とホームをつなぐ構内踏切の部分のみ撤去されており、残り1本は踏切手前までの敷設であった。また転轍機は外されていた)。ホームは線路の東側(北進方面に向かって右手側)に存在し、上屋を有していた。無人駅となっていたが、有人駅時代の駅舎が残っていた。乗車券類は簡易委託化されており、廃止時まで販売が行われていた。当駅の所在する地名より。1981年度(昭和56年度)の1日乗降客数は3人。2010年時点では、ホーム(上屋及び駅名標も残存)、線路の一部(駅構内及び構内から上茶路跨線橋附近まで)、信号機、駅前広場が残存し、軌道自転車も放置されていた。2004年までは駅舎も残存したが、解体された。駅舎内には2001年時点では信号操作盤も残されていた。ホームの周囲にも木が茂り、林の中に還りつつある状況である。軌道自転車は、2011年に新得町の新内駅跡にある狩勝高原エコトロッコ鉄道に移設された。駅前広場と国道392号の間は50メートルほどで、北海道道665号上茶路上茶路停車場線が通じている。この区間は幅2メートル程度の未舗装路で、路面に草木が生い茂り、国道側からの接続地点には道路標示等がない。道道に入って左側数メートル地点には道道665号の標識 があるが、国道側から見ると木に隠れており極めて判別しにくい状況にある。駅付近は、荒地・雑木林が広がるほかは、目立つ人工物は国道392号と道道665号の接続地点に建物が1軒あるのみである。

出典:wikipedia

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