妙興寺（みょうこうじ）は、千葉県千葉市若葉区にある、日蓮宗の本山（由緒寺院）。山号は長崇山。寺伝によると、曽谷直秀が堂宇を建立し、日合を招いて開山したという。現在地より南へ少し離れた場所に創建された。旧地の八反目台貝塚付近には歴代の墓所が残る。戦国時代、里見氏が房総半島へ進出して被害を受けた。江戸時代、檀林（野呂檀林）が開かれて多くの学徒が学んだが、不受不施派の弾圧により、廃檀した。当時、日講が講師を務めていたが、日向佐土原へ流罪となった。現住は64世小澤日尤貫首。合師法縁（通師・千駄ヶ谷法縁）。日蓮宗は昭和16年に本末を解体したため、現在では、旧本山、旧末寺と呼びならわしている。京成バス妙興寺バス停下車。

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