全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会(ぜんこくこうとうがっこうせんばつラグビーフットボールたいかい)は、毎年3月末から4月の始めにかけて埼玉県熊谷市の熊谷ラグビー場で開催される日本の高校ラグビーの大会である。通称「春の高校ラグビー」「春の熊谷」「センバツ」。本項では2012年より併催されている全国高等学校選抜女子セブンズラグビーフットボール大会も併せて記述する。全国高等学校ラグビーフットボール大会(冬の花園)は全国高等学校総合体育大会の一環であるのに対し、この大会は全国高等学校選抜大会の位置づけにある。また、冬の花園の主催社である毎日新聞社は当大会の後援社として加わっている。東日本の学校を中心に、西日本の有力校を招待して1994年より行っていた「東日本選抜大会」を発展的に解消し、春の高校ラグビー日本一を決める大会として2000年に第1回大会が開催された。第1回大会は決勝のみ秩父宮ラグビー場で開催。第5回大会(2004年)は第59回国民体育大会(彩の国まごころ国体)ラグビーフットボール競技のリハーサル大会も兼ねて行われた。2005年には総務省・文部科学省の「スポーツ拠点づくり推進事業」に承認された。第10回大会(2009年)からは複数校による合同チームの出場も解禁された。第12回大会(2011年)は、東北地方太平洋沖地震の影響により出場辞退が相次ぐなどしたため、開催が中止された。予選グループは熊谷ラグビー場のA・B・C全3グラウンドを使用し、決勝トーナメントはAグラウンドで行う。第13回大会(2012年)より女子セブンズの部が「全国高等学校選抜女子セブンズラグビーフットボール大会」として創設された。この大会はクラブチームにも出場資格あり。12チームを4プールに分けてプール戦を行い、各プール上位から「カップ」「プレート」「ボウル」でトーナメントを行う。試合はすべて選抜大会最終日にまとめて行う。グラウンドはAとBを使用。第1回大会から第4回大会までは全国9ブロックの新人大会上位チーム16校が出場。第5回大会からは前年度優勝ブロック枠と「チャレンジ枠」(選抜高等学校野球大会における「21世紀枠」に近い)2枠が新設されたほか、一部ブロックで1枠ずつ増えて24校が出場。さらに第8回と第9回大会は出場枠が1枠の北海道・北信越・中国・四国の4地区から隔年で2地区を選び、当該2地区の地区大会2位校が出場する「新規チャレンジ枠」が新設されたため、出場校数は26校に増加した。第10回から新規チャレンジ枠を廃止して、一般枠として北海道・北信越と中国・四国から隔年で2校ずつ出場。これに「実行委員会推薦枠(第10回のみ「第10回記念大会枠」)」を設け、出場校は32校に増加した。各ブロック別の出場校数は以下の通り。太字は選出時、花園への出場が無かった高校太字は、同年度に全国高校ラグビーも優勝した高校。決勝戦の模様はJ SPORTSで中継されていた。第17回(2016年)は、BS11にて4月10日20時より21時54分まで準決勝・決勝及び女子セブンズ決勝の4試合をダイジェスト放送した。
出典:wikipedia
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