兵庫県播磨高等学校（ひょうごけんはりまこうとうがっこう）は、兵庫県姫路市豊沢町にある学校法人摺河学園が運営する私立高等学校（女子校）。思いやりや心づかい、やさしさを育てる「心の教育」に重きを置いている。略称は、「播磨高校」又は、「播磨」。校祖は摺河静男。校長は摺河祐彦。姉妹校にハーベスト医療福祉専門学校がある。1921年（大正10年）、大正デモクラシーの中、摺河静男が勤め先からの帰路に県立女学校に入学できずに涙ぐむ少女の姿を見て、女子の進学の狭き門を痛感。「国家の繁栄と国民の幸福は教育の振興によらねばならない。とりわけ、女子教育こそ国家百年の盛衰に関わる緊要事である」との強い信念により、妻・ウメと共に創立。建学の精神には、社会の一翼を担い、一方で家庭において良き妻・賢き母として理想的な家庭を創っていくことのできる女性を育てたい、という創立者・摺河静男の思いが込められている。普通科の特別進学コース、類型選択コースと、商業科を設置。受験時にコースを選択し、類型選択コースは2年次に希望進路に応じた7つの類型に分かれ、一人ひとりの進路に合わせた時間割をデザインできる。主に特別進学コースでは、 京都大学の教授・大学院生による「関西教育考学」との高大連携授業「京大知的好奇心学」など、特別講師による多岐にわたる講座がある。特別進学コースは国立難関私学のへの進路に特化しており夏季・春季の休業中は特別補習の実施、3年次は土曜補習が設けられている。商業科は全国商業高等学校協会の検定「8冠」をめざし、企業との商品開発、大学への進学にも積極的。現在の制服は1993年「MA-JI MASATOMO」を展開しパリコレクションをはじめ世界を舞台に活躍する日本人デザイナーの山地正倫（現・橋本倫周）によるデザイン。「シンプル・モダン・高品質・シック」というテーマを基調にしている。2001年より、アイテムのバリエーションが増え、自由に選んで各自でコーディネートを楽しめるようになっている。最寄り駅は、JR山陽本線姫路駅より徒歩約5分

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