津島市民病院（つしましみんびょういん/Tsushima City Hospital）は、愛知県津島市にある市立の病院である。海部医療圏（津島市・愛西市・弥富市・海部郡）における基幹病院であり、二次救急医療を担っている。2004年5月に日本医療機能評価機構による病院機能評価の認定証を取得し、2007年3月には、愛知県災害拠点病院の指定を受けている。敷地内には市立看護専門学校が併設されている。全国的な公立病院の医師不足によって勤務医の夜間診療に対する負担が増す中、その負担を少しでも軽減し地域医療を守ることを目的として毎週火曜日の夜間帯に津島市医師会の開業医が交代で夜勤を行っている。全国的に珍しい取り組みとしてマスコミ各社によって報道されている。頭蓋骨を切開することなく脳腫瘍や脳動静脈奇形などを治療できる、最新の定位放射線治療装置「サイバーナイフ」を東海4県の病院で唯一所有している。サイバーナイフは、類似の放射線治療装置ガンマナイフとは異なり病変追尾システムを有するため、頭部をネジ等を用いて固定する必要が無い。そのため患者は苦痛なく治療を受けることができる。治療に対する評価は高く、海部医療圏以外から紹介されてくる患者も多い。遠くは県外からも患者を積極的に受け入れて治療を行っている。乳がんの早期発見には欠かせない検査であり、乳房のX線撮影を行うマンモグラフィー検診に力を入れている。海部医療圏に存在する病院で唯一、マンモグラフィ検診精度管理中央委員会による3種類の認定（「検診マンモグラフィ読影医師」「検診マンモグラフィ撮影有資格技師」「マンモグラフィ検診施設画像認定施設」）を全て取得し評価を受けている。

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