大夕張炭山駅(おおゆうばりたんざんえき)は、北海道夕張市鹿島北栄町にあった三菱石炭鉱業大夕張鉄道線の駅(廃駅)である。三菱大夕張炭鉱閉山に伴う大夕張鉄道線の路線短縮に伴い1973年に廃止された。三菱大夕張炭鉱の石炭の他、コークス、メタノール、木材などの搬出で賑わった。三菱鉱業所有のメタノール輸送用タンク車タキ5200形・タキ5249 - 5262の常備駅でもあった。大夕張炭鉱の北部開発に伴い、専用鉄道が延長。当初は貨物駅だった。廃駅を5ヶ月後に控えた1973年7月25日、テレビドラマ『走れ!ケー100』第25回夕張編のロケが行われ、大野しげひさと元機関士役の笠智衆を乗せた模擬蒸気機関車「ケー100」が大夕張炭山駅構内や明石町駅 - 南大夕張駅間(香椎沢付近)のレール上を走行した。DVD映像で当駅の駅名標も確認出来る。廃止後も駅舎は残されていたが、周辺は住民がいなくなり荒野と化していた。夕張シューパロダムの建設に伴い1998年に大夕張地区住民が全戸移転した時も駅舎は存在していたが、その後間もなく解体された。
出典:wikipedia
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