『お荷物小荷物・カムイ編』(おにもつこにもつ・カムイへん)は、朝日放送(ABC)が製作しTBS系列で1971年12月4日から1972年4月15日まで放送されていたドラマである。『お荷物小荷物』(1970年10月~1971年2月放送)の続編で、前作同様「脱ドラマ」の異名で知られている。滝沢運送のお手伝い「田の中菊」が「今帰仁(なきじん)菊代」という素性を明し、滝沢家の長男仁の悪行を暴露して故郷の沖縄へ帰ってから10ヶ月が経った。ある日滝沢家に沖縄に帰ったはずの田の中菊がお手伝いとして戻ってくる。しかし身なりがアイヌの格好である。実は彼女の正体はオキクルミ・ピリカといい、北海道二風谷アイヌ集落の首長コシャマインの娘だったのだ。彼女が滝沢家にやってきた理由は北海道二風谷から持ち帰ったヒグマの子供を奪還するため。実は滝沢家が持ち帰ったヒグマの子供はアイヌの人々にとってのカムイ=神なのであるのだ。カムイであるヒグマの子供の奪還を目指す菊と滝沢家の珍騒動が勃発する。2012年7月25日に、SUPER FUJI DISCSからこの番組初のオリジナルサウンドトラック盤となるCD「『お荷物小荷物』音楽編」(FJSP170)が発売された。これは、朝日放送社内に残された音楽用のマスターテープから出来る限り復刻されたもので、収録曲は13曲と少ないものの、前作とカムイ編のテーマ曲(計5タイプ)と、滝沢信役の佐々木剛が歌う挿入歌2曲、カムイ編の劇中で使われたBGM6曲を収録。いずれも初CD化である。さらに付属するブックレットには、当時の劇中音楽担当であった佐藤允彦や主演の中山千夏へのインタビュー、脚本家・佐々木守のエッセイ、沖縄編第1話のシナリオなどが収録されており、当時を知るファンにとっては注目の一枚となっている。なお、このブックレットの編集は、文筆家の加藤義彦が行なっている。
出典:wikipedia
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