小林やと（こばやし やと、1846年3月2日（弘化3年2月5日） - 1964年5月29日）は、長寿日本一であった山梨県大月市の女性。ただしその長寿記録は老年学研究者団体ジェロントロジー・リサーチ・グループによって認定されていない。資料によっては小林やそ、小林やすという表記も見られる。同い年である弘化3年生まれには、徳川家茂（徳川幕府第14代将軍）、和宮親子内親王などがいる。1963年5月、時の内閣総理大臣から表彰を受ける。1964年1月に中風を患い、右半身が麻痺になる。同年5月から風邪を引き入院。27日には肺炎を起こした。29日脳卒中のため死去した。118歳。弘化、嘉永、安政、万延、文久、元治、慶応、明治、大正、昭和と10の元号を生きた（ただし明治前は一世一元ではなく数年単位の改元であり、生きた元号の多さ＝寿命の長さではない）。1983年9月26日に泉重千代（1986年死去）に更新されるまで日本の最高齢記録保持者だとされたが、現在は泉、小林の両人ともその記録は認定されておらず、大川ミサヲ（1898年 - 2015年）が日本歴代最高齢と認定されている。

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