東京大学の建造物(とうきょうだいがくのけんぞうぶつ)では、東京大学の敷地内にある建造物について解説している。日本で初めて設立された近代的な大学である東京大学には、明治以降の日本における教育史を象徴する数多くの建造物が関東大震災や東京大空襲などによる被害から免れ、残存している。そのため、重要文化財や登録有形文化財となっている建築物も多い。さらに指定までは受けていないものの建築関係者に評価の高い建物などもある。本記事では、重要文化財や登録有形文化財となっている建築物を中心に東京大学のキャンパス内に現存している、もしくはしていた建造物に関して歴史的意義などをふまえながら解説をしている。本郷キャンパスには歴史のある建物が多く、東京都の登録有形文化財第1号である安田講堂をはじめ、正門(横にある門衛所も含む)、法文1号館、法文2号館、法学部3号館、工学部列品館、工学部1号館が登録有形文化財に登録されている。これらの建物のうち、正門以外は内田祥三の設計による建築である。これらは共通する特徴をもったゴシック様式の建物であるため、設計者の名前を取って内田ゴシックと呼ばれている。内田ゴシックは他にも医学部2号館(本館)など同キャンパス内に数多く存在する。法文1号館・法文2号館は#法学部を、赤門総合研究棟は#経済学部を参照。駒場Iキャンパスは以前旧制第一高等学校があった場所である。一高時代からの建造物で現存しているのは、登録有形文化財に登録されている教養学部1号館の他、正門、101号館、900番教室(講堂)、駒場博物館(旧図書館の一部)、同窓会館の一部である。東京大空襲で焼失した建物も多い。農科大学時代の建物は戦後も一部残っていたが、それらも1971年までには取り壊され、現在は残っていない。駒場IIキャンパスにも内田ゴシックの建物がいくつか残っている。理学系研究科附属植物園(小石川植物園)内には、以下の歴史的建造物がある。
出典:wikipedia
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