『80デイズ』(エイティデイズ、原題:)は、2004年製作のアメリカ映画。1956年の映画『八十日間世界一周』のリメイク版。約120億円の製作費を投じて製作された。出演はジャッキー・チェンのほか、イギリスを代表するコメディ俳優であるスティーブ・クーガンなどで、アメリカのカリフォルニア州知事を務めていたアーノルド・シュワルツェネッガーもカメオ出演している。最先端のコンピュータグラフィックスを駆使し、世界10か国出のロケを敢行した大作であったが、オリジナルのような評価を得ることはできなかった。逆に第25回ゴールデンラズベリー賞で最低助演男優賞(アーノルド・シュワルツェネッガー)と最低リメイク及び続編賞の2部門でノミネートされた。イギリスに住む発明家のフィリアス・フォッグ。何でも実験しないと気が済まない彼は、過激な実験に執事を無理矢理協力させることもしばしば。そんな彼に愛想を尽かし、執事はとうとう出て行ってしまった。フォッグが困り果てていたところ、屋敷の庭に一人の男が落ちてきた。彼の名はラウ・シン。中国にある故郷の村から秘宝を盗み出した盗賊を追ってイギリスにやってきた彼は、盗賊から秘宝を奪い返し、町中を逃げ回っていたのだった。ラウはとっさに「パスパルトゥー」という偽名を名乗り、フォッグの家の執事兼実験台として雇われることになった。その後行われた英国科学アカデミーの会合で、フォッグは科学大臣のケルヴィン卿の挑発に乗せられ、彼との無謀な賭けを受けてしまった。それは「80日間で世界を一周してみせる」。成功すればケルヴィン卿から科学大臣の座を奪い取れるが、できなかった場合は英国科学アカデミーから永久追放され、二度と発明ができなくなってしまう。勢いで賭けに乗ってしまった事を後悔するが、パスパルトゥーの励ましで旅立つ決心をするフォッグ。一方パスパルトゥーには、この旅を利用して故郷の村に立ち寄り、秘宝を無事送り届けるという真の目的があった。パリで出会った画家志望のモニカ・ラ・ロッシュを一行に加えて旅は続く。しかし行く手に待ち受けるのは、ケルヴィン卿の妨害工作、そしてパスパルトゥーを追う盗賊団の一行だった。『ラッシュアワー』シリーズや『シャンハイ・ヌーン』シリーズで念願の全米進出と全米制覇を達成したジャッキーだが、本作の出来には不満で「リメイク作品はもうこりごり」という発言をしており、後に『ピンクパンサー』の出演依頼が来た時にはその依頼を断っている。ちなみにその時ジャッキーの代わりに演じたのはジャン・レノ。ジャッキー映画の定番と言えばエンディングで流れるNG集だが、この映画に限ってはエンディングでNG集が流されない。他にも『新ポリス・ストーリー』のようにNG集が流れない映画も存在する。主題歌の「It's a Small world」をブレイク前の倖田來未が歌っている。しかしパンフレットなどに記載はあるが、劇中では使われていない。倖田のアルバムには収録されている。
出典:wikipedia
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