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ダークウィスパー

『ダークウィスパー』 (DARK WHISPER、闇のささやき)は、メディアワークス社の月刊コミック電撃大王に隔月(偶数月)連載していた、山下いくとの漫画。山下は『新世紀エヴァンゲリオン』・『OVA版戦闘妖精雪風』等のメカニカルデザイナーとして知られる。初出は、玩具メーカーバンダイ刊行の「サイバーコミックス」だったが、諸般の事情により廃刊となったため、途中から数年の期間を経て引き継がれている。単行本初版(バンダイ版)は、1990年7月30日発行。2012年6月27日発行の月刊コミック電撃大王8月号にて「連載がひとまず終了」という形となった。近未来、第3次世界大戦勃発と同時にアメリカ合衆国が消失した8年後の世界、物語はプエルトリコから始まる。宝探し同様に、海底の沈没船から得体の知れないカプセルを盗み出したエノラは、突如、中から現れた黒髪の少女コヨミと出会う。偶然の覚醒だったが、祖国が消えてしまった事実を認めると、コヨミは自分が「合衆国CIAの特殊工作員仕様の加工体…幼生固定体(ゾエアロックス~Zoea Locks)」である事を明かす。国民の多くを伴い消えたアメリカ合衆国を巡り、再構築された各国の意図は大国消失後の新たな経済圏の発達と共に、合衆国消失の謎に密かな争いを加速させる。世界はすでに、大規模な海面上昇に見舞われた時代であり、北極海、ニュージーランド等、海を舞台に展開される海洋冒険SF。アメリカ合衆国消失時、第三次世界大戦が勃発したとされている。どの程度の時間の経過があったか自体も謎だが、合衆国の国家機能の消失が先んじ、シベリア経済圏を中核とする北方アジア連合がアメリカ西海岸に、同時に、NATO(北大西洋条約機構)軍がアメリカ東海岸から上陸し、戦端が開かれている。また、ほぼ同時期にヨーロッパのドイツでも、ヨーロッパ大陸内(ウラル山脈以西を指す)で孤立した東ドイツ軍とNATO軍の戦闘が行われており、どちらの陣営か不明であるが、戦略核弾頭の使用がニドの回想部分に描かれている。史実とは異なるが、ソ連が一部存続していた世界で、現ロシア西部は大戦前にヨーロッパ連邦に組み込まれており、また、第三次大戦後にドイツが統一されているように、東西冷戦が別の形で終息した背景が設定されている。これは連載開始が1980年代終盤だった事に由来すると考えられる。作中の世界では、オーストラリアを中心とした「太平洋通商圏」と、「ヨーロッパ連邦(ユーロユニオン)」を現代の東西関係とエノラが揶揄しているが、これに、世界へ水素エネルギーを供給するアフリカ・中東圏の「エナジーアフリカ」の三つの経済圏グループが存在している。また、未だアメリカ西海岸はシベリア経済連邦圏(作中では、広義にソ連軍と称されている)が占領中の様だが、これが共産圏国家連合を指すと解釈するのは想像の範疇を出ない。戦後8年の間に、第二次産業革命があり、日本も海上移動都市国家「ギガンティック・トウキョウ」とに分裂した様だ。作中では、「技術革新で向かうとこ敵無しの日本が、自分で作った競争相手」として紹介されている。作中には、明確な年代設定は存在しないが、海面上昇に伴う海岸線の後退や、アメリカ合衆国の衛星軌道定期輸送網の実用化(合衆国の消失と同時に、機能しなくなった)が描かれている事から、21世紀半ば以降と考えるのが妥当なのかもしれない。CIA (アメリカ中央情報局)。史実でも対共産圏等を中心に、諜報活動・破壊作戦など、暗躍もしたと考えられる実在する組織。コヨミが、かつて籍を置いていた。作品世界では、すでに表向きは存在していない。オーストラリア外務省合衆国資産管理局。本来は在オーストラリア資産もそのままに、消失してしまった合衆国の国内資産を管理するために発足した組織と推測される。しかし、その実コヨミ達を監視するなど、合衆国消失の原因と謎を追求している。アルバーニが北極まで出向いていたり、通常の外務省組織とは明らかに異なる面が垣間見えるが、軍属との係わり等は描かれていない。ニュージーランドに「うさぎちゃんカンパニー」を設立したコヨミに対し、監視活動をおこなっているギガンテック・トウキョウ (GT)通商産業省の組織。ノサカが籍を置く。日本から分離独立し、国家としての認知を得た機械島の組織であるが、かつての同盟国である合衆国の消失の理由を追い求めている。GT内部の勢力争いにも加担していたようで、巡視軍情報局とも関わりもあり、対外的な活動も行う諜報機関としての側面もある様だが、「外務省じゃなくて、通商産業省内の機関てトコが日系らしくて笑えるよナ」とコヨミに揶揄されている。ユーロユニオンのUNFCD(国連戦災処理軍)の組織。左記の通り国連の組織だが、作中では「ユーロユニオン」の組織と紹介されている。アメリカが消失し、軍事的に国連の実権を有するのがヨーロッパ連邦となった為と推測されるが、詳細は定かではない。イギリス情報局秘密情報部。ユーロユニオンに属する英国が、20世紀初頭に設立した実在する国外諜報機関。本来、誤りではあるが、MI6の通称で知名度が高い。アルバーニと接触し、コヨミに関心を示す。仔細は多くを語るまでも無い国家だが、作中では第3次世界大戦勃発時に消失している。とは言っても核兵器等で絶滅した等では無く、北方アジア連合が合衆国西岸から、NATO軍が同東岸から上陸し北米中央で衝突した時には、上流階級のアメリカ人は行方不明になり施設は破壊されていて、両軍戦争どころでは無く、救世軍に転職するハメになったと語られている程度で、詳細は判別がつかない。この謎の消失が、今作の重要なファクターともなっている。合衆国は、国家としては機能していないが、納税ランク制度(思想・人種も含む)で言う処のFランク以下とされる総人口の五分の二の人々は残されたままだった。しかし、ハワイ州は観光地としての姿をとどめており、真珠湾等に駐留していた太平洋艦隊も辛うじて残留アメリカ海軍の体を保っていたが、後日、国連軍に吸収される事となる。第三次世界大戦直前には、衛星軌道上への定期輸送網をも確立させており、戦後「アメリカ人は宇宙に去った」といったデマが流行ったようだが、真相は闇の中である。オーリオールはモニターの中で語る…「それを―覚ませば別の道だが、選択するものは自力でここへ辿りつかねばならない。我々の携えてきたDARK WHISPERの意味もその類のもの…物質があつまり、ある条件を満たせば生物という形態に移行するが、何か欠ければ生まれないし、どんな場所でも要素が揃えば生まれようとする。この両者にほとんど差は無い。価値は居合わせた者の基準に任される。合衆国は価値を見出した…」。欧州連合 (EU) から進展したヨーロッパ大陸の統一国家と考えられる。確認できる分でもドイツ・フランス・イギリス・ロシア(西部ロシア・分裂している可能性がある)を含む。EU加盟国のほとんどを包括した連邦制と見込まれる。この世界における最大の統一国家。経済グループとしても強大で、太平洋通商圏と双璧を成している。元来、英連邦とは密接な関係を維持していたはずであるが、「架空大陸戦争(南極から流れ出した巨大氷床上での、チリ・南アフリカ連合軍と、英国の紛争)」時に、チリを始め、オーストラリア・ニュージーランドが南極大陸に資源試掘団を送り込んだ事から、南北半球間の関係が気まずくなったようである。経済圏としても太平洋通商圏の中核を成しているために、ユーロユニオングループに属する旧本家である英国との関係も希薄化している様子が伺える。英連邦・ユーロユニオンに対する事情は、オーストラリアとほぼ同様のようである。隣国であるオーストラリアとは、AFA2の国内展開を許容できる程度は密接な関係の様だが、ギガンテック・トウキョウ (GT)とも薄からぬ関係の様である。うさぎちゃんカンパニーは、同国の北島周辺海域を営業区域としている。商業都市部と戦闘都市部からなる、最大全長24.7Kmの海上浮遊都市国家。日系ではあるが、現在は独立国であり、元来は、企業集合体だった様である。アメリカ合衆国消失時完成間近だったようで、その設立には合衆国の関与もあったようだ。相手は明かされていないが、戦時中に日本共々、完成間近に核被爆した経緯がある。基部は海面下200mにおよび、人工島全体を巨大なヒートポンプと成す事で、衛星からの電力供給と合わせ維持されている。その巨大さから、同一場所に2ヶ月停泊すると、周辺の気候に影響を与えると言われ、太平洋を回遊している。特殊な国家の性格上から、強大な陸戦力を保持できるとは思えないが、海軍力を中心とする「巡視軍」を持ち、国防意識は高いと考えられる。国是となるのか、「国民総人質外交構想」なる外交指針を持つ。核弾頭搭載の巡航ミサイル1発で、消滅する国土でなければ裏付けできない構想である。第三次世界大戦後に発足した常設国連軍と思われる。第1話に原子力水上艦(巡洋艦クラスと思われる)「ケトリヌス」等が登場している。作中に「なにがUNFCDだ。実際NATO軍じゃないか」や、「旧同盟国=(我々)」等の表現があるので、実質ヨーロッパ各国の軍事力が中心になっていると思われ、国連加盟国全てが関わっているのかは定かではない。また、参加国各国の国軍が軍備ごと派遣の上所属しているのか、人員・組織のみかは仔細の明示が無いが、統一された制服がある面から、現在の国連軍よりも堅固な組織力を有すると思われる。作中では、国連本部が現在どこの国に所在するかは不明。

出典:wikipedia

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