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スズキ・フロンテクーペ

フロンテクーペは、かつて鈴木自動車工業(現在のスズキ)が製造・販売していた軽自動車である。現在の軽自動車よりも車体寸法や排気量が小さかった通称サブロクと呼ばれる360ccの軽自動車規格の時代に、1967年3月ホンダからN360が発売された事をきっかけに第一次軽自動車パワーウォーズが勃発した。これに対抗すべく各メーカーもスポーティーでハイパワーなモデルを次々と投入し、スズキは1971年9月に3代目フロンテ(フロンテ71W)ベースの派生モデルとしてフロンテクーペを発売した。デザインはジョルジェット・ジウジアーロによる原案をベースにスズキ社内でアレンジして完成させたものである。限られたサイズの中で見事に完成されたその美しいスタイリングは、ノーズを低く構え、フロントガラスを深く傾斜させ、三角窓のないスタイルとすることにより全体的に伸びやかなデザインとなり、車高も1,200mm(グレードにより1,190mm)と当時の軽自動車の中では最も低かった。一方インテリアではチルト式ステアリングが採用され、ステアリングポストが体型に合わせて57mmまで調節可能だった他、シートも当時には珍しいバケットタイプの物が採用され、運転席助手席共に前後スライド調整可能であった。計器類には独立単眼式の6連メーターが採用され、右から順に、燃料計、速度計、回転計、水温計、電流計、時計と並んだ。時計はラリー等のスポーツ走行にも使用可能としたタイマーブザー付きという凝った物であった。さらに天井には室内温度計が付いたオーバーヘッドコンソールが装備された。また、デビュー当初は『ふたりだけのクーペ』という宣伝フレーズで2シーターのみのラインナップであったが、市場の要望により後にリヤシートを追加した2+2が登場し、2シーターモデルはその後カタログから消滅した。心臓部となるエンジンは水冷2ストローク直列3気筒のLC10W型を搭載。これに3連キャブが装着され、僅か356ccの排気量から37馬力(後期型は35馬力となる)を発生した。これをリヤに搭載しRR駆動とする事で前後重量配分は39.5対60.5、ゼロヨン加速は19秒47という俊足ぶりを発揮した。また、オプションパーツとして競技用のパーツも多数用意され、横転時に乗員を保護するためのロールバーや、サポート機能をより強化したスポーツバケットシート(フルバケットシート)、3点式シートベルト(標準は2点式)、レーシングカーと同タイプのレザーステアリング、ヒール&トゥが容易に行える形のスポーツペダル等を選択出来た。軽自動車では本格的な最初のスポーツカーと言える。

出典:wikipedia

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