伊号第三百七十潜水艦(いごうだいさんびゃくななじゅうせんすいかん)は、大日本帝国海軍の潜水艦。伊三百六十一型潜水艦の10番艦。1942年(昭和17年)の昭和18年度計画(改マル5計画第5470号艦として建造が計画され、、三菱重工業神戸造船所で1943年12月4日起工、1944年5月26日進水、1944年9月4日に竣工した。佐世保鎮守府籍となり、訓練部隊の第六艦隊第11潜水戦隊に編入。11月4日、伊370は第7潜水戦隊に編入。1945年、伊170は光に移動して回天5基を搭載。2月20日、回天特別攻撃隊(千早隊)として日米軍の戦闘が行われている硫黄島方面へ向かうべく光を出港していくのを最後に消息不明。アメリカ側記録によると、26日日の出頃、硫黄島からサイパンへの帰途船団を護衛していた米駆逐艦は、硫黄島南方沖合で浮上航走中の潜水艦をレーダーで発見し、船団から分離して潜水艦に向かう。それから8分後、レーダーの光点が消え、潜水艦は急速潜航していった。0659、フィネガンはソナーで潜水艦を探知し、ヘッジホッグを投下するも失敗。続けて炸裂深度を深く設定した爆雷13発とヘッジホッグを投下。1000、炸裂深度を中深度に設定した爆雷13発を投下。5分後、深いところからくぐもった爆発音を聴取。まもなく大量の気泡が浮かび、続けて海中での小爆発を聴取。そして重油の流出と潜水艦のものと思われる残骸が浮かんでくるのを確認し、残骸を回収した。これが伊370の最期であり、艦長の藤川進大尉以下回天搭乗員5名、回天整備員5名を含む乗員94名全員戦死。沈没地点は硫黄島南方沖合、。3月14日硫黄島付近で沈没と認定、4月10日に除籍された。
出典:wikipedia
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