ジョイ(Joy)は、かつて北海道札幌市に本社のあったスーパーマーケットのチェーン展開をしていた企業である。札幌市を中心に「スーパーJoy」を約20店舗展開の他、ディスカウント形態の「プライスマート」などを出店。2008年4月にマックスバリュ北海道へ吸収合併された。同社で使用されていた店舗ブランドはそのままマックスバリュ北海道で使用された。ここでは、法人としてのジョイについて述べている。合併後のブランドとしてのジョイについてはマックスバリュ北海道を参照。住友石炭鉱業の居住区(坑員住宅)購買に携わっていた、不動産業の日本商事がルーツ。住友石炭鉱業株式会社の採炭事業の合理化で、住友石炭鉱業本体から赤平市の赤平砿業所(赤平炭砿)が分離され「住友石炭赤平炭砿株式会社」が設立された際に屋号を「ニッショウ」と定めた。1994年の赤平炭砿閉山後は住友石炭赤平炭砿が解散したことにより、再び住友石炭鉱業の一部門となる。このころ、ニッショウ旧本店(位置は北海道中央バス「住友栄町」停留所前の国道38号線信号、旧赤平自動車学校右隣・旧赤平住友小学校付近)から旧市民球場跡地に移転、屋号を「ニッショウマート」と改称した。2002年10月に会社分割により、住友石炭鉱業からスーパーマーケット事業が不動産事業などとともに株式会社エスシーエム興産へ分社。しかし、同業他社との競合により売り上げが悪化していたこともあり、2004年7月にエスシーエム興産からスーパーマーケット事業を単体で株式会社ジョイとして分社し全店舗の営業を譲渡。このとき、イオングループ入りとなった。なお、エスシーエム興産は同年9月にジー・ジー・シーへ経営譲渡され、2005年2月28日に民事再生法を申請した。2006年9月、菱栄商事(本社・滝川市、同年に特別清算)がスーパー事業を撤退するに伴って、空知地区を中心に展開していた「りょーゆー」の一部店舗を買収。このとき営業を引き継いだのは滝川市の栄町店(ジョイ滝川栄町店)、西町店(ジョイ滝川西町店)、朝日町店(ジョイ朝日町店)、滝の川店(ジョイ滝の川店)、芦別市の本町店(ジョイ芦別店)の5店舗で、すべて「ジョイ」へ転換した。2008年2月、マックスバリュ北海道と合併契約書を締結し、4月1日にマックスバリュ北海道に吸収合併された。合併時、ジョイとして展開していた店舗ブランドはJoy(ジョイ)、プライスマート、セリオ、ニッショウマートの4つで、そのまま営業が継続された。なお、山形県が拠点のホームセンターである「ジョイ」は、同じイオングループの企業(2015年9月の吸収合併により、現在は株式会社サンデーが運営)だが、直接の関係はない。イオンのお客さまサイトでは、スーパーマーケットを指す場合は「ジョイ」、ホームセンターを指す場合は「ジョイ(ホームセンター)」とすることで区別している。合併時(2008年4月)の店舗は次の通り。その後の閉店や転換についても付記する。マックスバリュ北海道合併以前に閉店した店舗について記述する。
出典:wikipedia
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