西武バス小平営業所（せいぶバスこだいらえいぎょうしょ）は、東京都小平市小川町に位置する西武バスの営業所である。小平市を中心に、東大和市・立川市・国分寺市・東村山市・清瀬市・東久留米市・小金井市の路線網を持つ。2008年2月1日より、ICカードシステム（PASMO / Suica）の運用を開始した。現・小平営業所の前の停留所は、その名の通り「小平営業所」であるが、立川営業所を一時統合した際に、「小平営業所」へバス停名を変更した。以前は立川車庫なども含め「小平車庫」という停留所名であり、したがって行き先も「小平車庫」行きであった。管内屈指の最主力路線で運行本数も多い。かつては、方向幕に「第三小学校経由」と、書かれていた。武蔵小金井と清瀬を小金井街道で一直線に結ぶ路線。2005年に滝山営業所から移管（武15と久留米西団地行きは一部）された。武13は1989年9月の運用持ち替えによって、清瀬営業所（現在の新座営業所の前身）から滝山へ移管され、その際に滝山が出入庫系統である清11を新設した。滝山移管後しばらくしてから滝山営業所バス停まで延伸したが、小平移管によって滝山団地バス停発着へ短縮された。出入庫も兼ねる武15は一部を小平へ移管し、武蔵小金井で武13と武15を交代している。営業所への回送に関しては基本的には新青梅街道経由、一部に都道226号経由もみられる。2016年4月1日、「農薬試験場」バス停が他の武蔵小金井駅 - 小金井公園 - 花小金井駅発着路線と共に「小金井公園北」バス停に名称変更された。小平駅から青梅街道・小金井街道経由で運行される。以前は青梅街道停留所から小金井街道に入ると武蔵小金井駅まで小金井街道を直進していたが、2000年の再編時に小平団地中央・日立国際電気経由に変更された。2015年3月末でも、後述「脚注」にある通り、運行本数は最盛期に比して寂しいものとはなっているが、都営バス梅70系統とは、小平駅入口 - 昭和病院 - 小平合同庁舎間（西武：武17では、「青梅街道」バス停付近に、都営の「小平合同庁舎」バス停が並列している）で、今なお共通定期券の取り扱いを止めてはいない。武17と同じく小平と武蔵小金井を結ぶ路線であるが、こちらは学園東町を経由する。武20は従来はあかしあ通り経由で運行していたが、小平市コミュニティバス「にじバス」と経路が重複するため、2008年12月16日から学園東町経由に経路変更している。出入庫系統は都営バス梅70系統と大部分経路重複している。道路事情の関係で、先の武17・花12と共に中型長尺車が優先して運用される。国分寺駅（北入口）から山王住宅付近を経由する路線は、数回の経路変更や行先変更などを重ねている。起点の「国分寺駅北入口」停留所はかつて「国分寺車庫」という名称だった。下記の武蔵野美術大学方面線を含め、国分寺駅北入口からしばらくの区間は、西武多摩湖線に並行するバス専用道路を走行する。2008年12月16日に寺62の路線形態が見直され、新小平駅非経由に変更と同時に平日日中のみの運転に変更。新たに国分寺駅 - 新小平駅の需要増に応える形で寺64・64-1が新設された。国分寺駅から連雀通り・府中街道経由で小平市小川町の武蔵野美大・小平営業所まで運行される。鷹の台停留所は鷹の台駅からは離れているため、電車を利用する際は津田町停留所での下車を促すアナウンスが流される。かつては、巻取式方向幕で終点の武蔵野美術大学の表示は、小川上宿美大前→小川上宿（武蔵野美大前）とされていた。立川営業所に移管された路線は、西武バス立川営業所を参照のこと。以下は一般乗合免許による路線バスではなく、貸切免許での無料送迎バスであった。一般路線用車は、2010年式まで全車日産ディーゼル → UDトラックス製であったが、2011年式より三菱ふそう製の車両も導入されている。しかし、近年西武バス全体で進んでいるいすゞ自動車製車両は導入されていない（コミュニティバスについては、該当本文を参照）。中型長尺車の在籍も多く、小平駅 - 武蔵小金井駅を結ぶ路線に優先導入している。2007年秋より、滝山と共に左折時の方向指示器と連動して電子音が鳴るように改造されている。電子音が鳴るだけで、「左に曲がります」といった音声ガイダンス機能はない。2016年に入り、練馬営業所などに先行して投入されていたカラーLEDの行き先表示車が改造・投入されている。

出典:wikipedia